2026年10月7日

見た目と中身は、けっこう違う

「危なそう」に見えて
危なくないんです
@岐阜城にて

「苦しそう」に見えて、
苦しくないのです
@金沢21世紀美術館
見た目とのギャップについて書こうと思います。

2枚の写真はただの“お調子者”ですが、運動中の見た目と、実際の体の状態にはギャップがあります。

今年7月からカルチャー講座に通いはじめた男性が、受講から3か月ほど経った頃、こんなことをおっしゃいました。

「はじめの頃より、汗が出やすくなって、楽に感じるようになりました」

それを聞いた時、私の中では一瞬「???」。何を言われているのか、よくわかりませんでした。

はじめの頃と今の表情や呼吸、汗の状態なんかを思い出しているうちに、大変なことに気がつきました。

思い返してみると、その男性ははじめの頃、それほどきつい動きはしていないのに、顔を赤くしてフゥフゥ言いながら頑張っている様子に見えていました。

ところが3か月経ったこの日は、運動中も涼しい顔。
顔色も、適度にほのかなピンク色。
軽~くこなしているように見えます。

そうか。

「きつそうに見える」=頑張っている

とは限らないのですね。

反対に「楽そうに見える」のは、サボっているのではなく、体がその運動に慣れて、うまくこなせるようになったからかもしれない。

私の中では、わかっていたようで、わかっていなかったのか。
わかっていたのに、いつの間にか忘れていたのか。

見た目だけを、自分の思い込みだけで判断するのは危険です。
大切なことを見えなくしてしまうこともあるのですね。


そういえば、運動以外でもありました。

講演中、「あぁ、この方は全然興味がないんだなぁ」と思っていた方が、終わってから話しかけてきてくださったことがあります。

話してみると、内容をとてもしっかり聞いて理解されていて、さらに質問まで。

「こんなに興味あったんだ」

と驚いたこともありました。


思い返してみれば、私自身も似たような経験がありました。

学生時代、実は私はエアロビクスインストラクターになりたいと考えていたのです。

だから、授業を受けるのも真剣です。

周囲には、つまらなさそうにダラダラと踊っている人もいる中、私は先生に少しでも気に入られようと、常に笑顔を絶やさずニコニコと踊っていました。

すると、女性インストラクター(先生)から思わぬひと言が。

「フジモトォ~!ニヤニヤするなら、出ていけぇー!!!」

追い出されました。

まぁ、今となっては、そのおかげで路線変更し、違った形で体に携わる仕事ができているので、結果オーライ!?なのかもしれません。

社会の厳しさと難しさ。

そして、

「自分では笑顔のつもりでも、他人にはニヤニヤに見えることがある」

ということを知った18歳でした。


話はずいぶんとそれましたが、

人は見かけだけで判断しちゃぁいけませんね。

というお話でした。


2026年10月4日

痛い日より、楽な日の理由を考えてみる


昨夜は、世田谷花火大会でした。

二子玉川駅周辺はたくさんの人・ヒト・ひと。

打ち上げ花火の「ズドォーン」っと腹の底に響くような音を聞きながら、
ストレッチしてもうまく伸びそうもないので、午後は休業にさせてもらいました( ´∀` )

さて、花火は一瞬で終わりますが、
焚火はジワジワと燃え続ける…

そんなわけで長年、腰痛に悩んでいる方のお話です。
ムリガアリスギ?!


レッスンの最初に、たいてい
「今日は腰の調子、どうですか?」
なんて聞いたりすると、
「今日はいつもより痛いです」
だったり、
「今日はわりと楽です」
という返事が返ってきます。

痛い日は、その理由を考える人も多いです。

「昨日、重いものを持ったからかな」
「ずっと座って作業していたからかも」

もちろん、はっきりとした原因がわからないこともあります。
気温や気圧など、自分ではどうにもできないこともあるでしょう。

それでも私は、痛みを完全に他人事にしないことは大切だと思っています。

腰痛は神様が気まぐれに、
「今日は痛くしておこう」
と決めているわけではありません。

何かがいつもと違ったのかもしれない。

動きすぎたのか。
逆に動かなすぎたのか。
同じ姿勢が長かったのか。
疲れてすぎていたのか。

運動やストレッチをすることも大切ですが、
自分の生活を振り返ってみることは、体を良くしていく上で欠かせません。


先日、その方が珍しく、

「今日はいつもより楽です」

と言いました。

そこで今度は、

「どうして今日は楽なんでしょうね?」

と二人で考えてみました。

「あれかな」
「いや、こっちかな」

そんな話をしながら体を動かしていると、もう一つ気づいたことがありました。

いつもより、明らかに体が動いているのです。

ところが、ご本人はそれに気づいていませんでした。

長く痛みがあると、
どうしても「まだ痛いところ」に目が向きます。

でも、

前よりできるようになったこと。
以前ほど痛くなくなった動き。
少し楽になったこと。

そんな変化も、本当は体の中で起きています。

「悪いところだけじゃなくて、良くなったところも振り返ってみるといいですよ」

そう伝えると、その方は少し驚いたような顔をしてから、ボソッと言いました。

「子どもには、いいところを見るように育ててきたんですけどね。自分の体には、そうしてなかったのね」

なるほどなあ、と思いました。

痛い日は、なぜ痛いのか考える。

楽な日は、なぜ楽なのか考える。

そして、ときどき、
「前より良くなったことはないかな」
と探してみる。

自分の体を良くしていくというのは、
一生懸命ストレッチをすることだけではないのかもしれません。

自分の体に興味を持って、
悪いところだけでなく、いい変化にも気づいてあげる。

それも、体を変えていくための大切な一歩だと思います。

2026年10月1日

10月オンライントレーニングスケジュール


「食欲の秋」について考えてみました。

(ほんの少し〝野生動物〟になった気分で読んでみてください。)

「秋になると、芋・栗・新米が出回る季節。」

「どれも炭水化物が豊富で、加熱すると甘みが増しておいしいんだ。グへへへへ( ̄▽ ̄)」

「炭水化物は体を動かす大切なエネルギー源!でも、使い切れなかった分は脂肪として体に蓄えられるんだ。」

「エサが少なくなる寒い冬を迎える前に、エネルギー(脂肪)を体に蓄えておく。これは生き物としての本能なんだ。」

……と、ここまで野生動物の気持ちになって考えてみました。


でも、野生動物と人間には大きな違いがあります。

人間は冬でも食べ物がたっぷりある。

しかも、暖房もある。洋服もある。冬眠もしない。

どうやら、蓄えてばかりではいけないようです。


秋の味覚を楽しみながら、食べたら動く!

10月も一緒に楽しく体を動かしましょう。グへへへへ( ̄▽ ̄)


《10月のスケジュール》

Aコース「股関節スローストレッチ」
10/10.17.24(土) 10:00~10:40 【全3回】

Bコース「全身コンディショニング40」
10/10.17.24(土) 11:00~11:40 【全3回】



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