信号待ちでぼんやり立っていた、その瞬間。
頭に、ひんやりした感覚が伝わってきた。
一瞬、雨?と思ったけど、その割には落ちた粒が異常に大きく感じる。
そっと頭に手を伸ばし、指先に〝ベタッ〟とした感触で現実を理解する。
はい、鳥の糞でした( ;∀;)
ただ幸いだったのは、家を出てすぐの場所だったことと、時間に余裕があったこと。
そのまま引き返し、洋服についた糞を洗い、頭ももう一度シャンプーし直したので、
一日中、運がついてはいなかった⁉ので良かったのですが。
思い返してみると、
「糞がかかる」「糞を踏む」といった出来事は、
私の人生ではだいたい5年に一度くらいの割合で起きている気がします。
まぁまぁ、運(ウン)がついていますよね?!
さて、話は随分ととんでしまうのですが、
私はここから人生に役立つヒントを得ました。
どういうことかと言いますと、
糞にかかって腹を立てたところで、
上を見上げても、そこにはもう鳥はいません。
人生において何か気に入らない出来事があったとき、
私たちはつい「あの人にこう言われた」「あの時こうされた」と、
過去をほじくり返して、原因を探そうとする。
でもそれは、もう過ぎ去ったこと。
過去に起きた出来事に、いつまでも腹を立てたり、悩み続けても、
現実は何も変わらない。
さらに、足元を見てみると、
ほかにも糞の跡がいくつもあるではありませんか。
事実はひとつ、
ただ私に糞がついたこと。
そして、
また同じ目にあわないように、
原因を見つめ直し、これからに活かす。
鳥の糞は不運だったけれど、
自分の足元を見つめ直す、いいきっかけになりました。

