2017年9月22日

トレーニングはお皿を守る!?

「トレーニングで反応が早くなることってあるのかしら?」

先日、Mさん(50代・女性)とのセッションで背中をほぐしているときに聞かれた。
なんでも、これまではキッチンでサランラップとか何かモノを落とした時に取れなかったのが、
最近はパッと手が出て取れるようになっているのだそう。
それを同じくトレーニングをしている旦那様のTさんに言ったら「僕もそう感じている。」と。

トレーニングで反応時間が早くなることはあり得るのか???

私は「充分にあり得る!」と考えます。
そのために必要なのは、トレーニングではたくさんの種類(多方向・多関節)の動きで刺激を与えること。
それと、これは筋肉デザイナー論(自論( ´艸`))ですが、“首のつまりと背中のハリを取る”こと、さらに“大腰筋を鍛える”ことがポイントであると。

体を動かす運動神経は、脳から『動けぇ~!』という指令が脊髄(背中のほうにある)を通って、
そこから筋肉に伝わります。
でも、脳から脊髄(頭から背中)の通り道の流れがを悪い(水が出るホースが捩じれていたり折れているイメージ)とうまく伝わらない。
猫背の場合は特に“後頭部の下あたりがつまっている”のと“背中全体がはっている”。
ここの通りをよくすると『気持ちいい』『シャキッとする』『目がパッチリ開く』以外に、『体が思い通りに動く』ようになります。

それと“大腰筋”と言うのは股関節の奥にある筋肉の名前。
ここは目に見えて効果が実感しにくいのでなかなかわかりにくいのですが、
“カラダのど真ん中”の筋肉でもあると考えています。
理想の体の動きは“中心から末端へ”。
そのコントロールをするのがこの筋肉。
歩く。立つ。座る。にも重要な役割を果たす筋肉です。
ここ(深部の筋肉)を活かすには外(表面)が柔らかいこと。
外=尻がかたいと大腰筋はうまく働きません。
そのためには尻をほぐす・伸ばす・動かすことが重要になります。

とさんざん自論を述べましたが、
Mさんもご主人のTさんも、
「もしかしたら落とす回数が増えたから、それに慣れただけかもしれないけどね。」と。

それも、そうかもね( ;∀;)
ダリヤ
豆柿(ただ今干し柿になるか実験中( ´艸`))


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