2025年11月21日

股関節アクティブストレッチ!?



今朝の朝日カルチャー新宿での「股関節スローストレッチ」。

寒さのせいなのか、なんとなく皆さんの様子がモヤモヤしているように感じました。
なので今日は、いつも以上にゆっくりとしたストレッチからスタート。
(内容は毎回決めているのですが、その日の空気を見て少し変えることもあります。)

ところが進めていくうちに、みるみる動きが良くなっていくのが分かり、後半はリズムよく体を動かす"アクティブ"な内容に切り替えました。終わるころには、皆さんとてもスッキリした表情に。

レッスン後、最近参加し始めた方に「今日は少しきつかったですかねぇ?」と聞いたところ、
「前もって他の受講者さんから"たまにアクティブな回もある"って聞いてました」
とのこと。

そんなこと言われてたんですね(笑)

体には、いろんな刺激があるほうが確実に良い変化が出やすいもの。
"スロー"もいいけど、たまの「股関節アクティブストレッチ」も、実はとても良いんですよ。

2025年11月20日

現場でしかわからないこと



現場でしかわからないこと

先日の出張指導で、シニアの皆さんとトレーニングをしていたときのこと。
ひとりの方が、何気なくこう聞いてきました。

「脚が痛いときは、どちら側の手で杖を持つの?」

一般的には"痛めている脚の反対側の手で持つ"と言われています。
本にも、ネットにも、そう書かれているので、その通りにお答えしました。

すると、グループの中に杖を右手で持っている方がいたので、
「痛めているのは左足ですよね?」と確認すると――

「いいえ、右足よ」

右足が痛いのに右手で持つ理由を聞くと、
「左手で持つように言われたけど、私、右利きだから右手にしちゃったの」
と、なんともリアルな答え。

さらに近くにいた別の方も、
「私も右利きだから右手で持つわよ〜」と続きます。

教科書には書いていないこと。
現場に入らないと見えてこないこと。

こういう瞬間に、指導者として大切なのは "正解を押しつけること" ではなく、
生活背景やクセを理解しながら、その人に合った方法を一緒に探すことだなと改めて実感します。


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そして、もうひとつ現場ならではのエピソード

トレーニング後の30分は"ゴールデンタイム"と呼ばれています。
このタイミングで栄養をとると、回復しやすくなるので、
皆さんにもレッスン後にこうお伝えしました。

「このあと軽く栄養を補給してくださいね」

次にお会いしたとき――
ある方がニコニコしながら報告してくれました。

「先生に食べなさいって言われたから、あのあとバイキングに行ったのよ!」

……いや、それは補給の域を超えてる!
と思いながらも、なんとも愛らしい勘違いに、つい笑ってしまいました。


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現場は、本当に面白い。

もちろん笑い事ばかりではないけれど、
こうした"生きた声"や"リアルな行動"が、
次の指導にヒントをくれます。

今日も学びがいっぱい。
そしてやっぱり、現場って面白い。

2025年11月14日

11月におすすめのストレッチ

葉っぱがだんだんと色づいてきましたね。

それと同時に寒さも・・・


寒いと背中が丸くなりがちです。

そんな11月におすすめのストレッチ

背中のこわばりと・疲労改善「背骨伸ばし」

(↑クリックすると開きます)

呼吸に合わせて、ノビノビしてみてください。

2025年11月8日

オンライン「今日の一枚」 ~脚にかかる体重~


写真に写っている紙には「脚にかかる体重(%)」を図解しています。

今日のオンラインで使った一枚です。


姿勢や体重のかけ方による「脚にかかる体重(%)」の違いを示しています。
※私の実験結果です。

立つ(100%) … 自分の脚で完全に支える。

もたれる(65%) … 少し椅子に体重を預けている。

低(25%) … 低めの椅子に座る。

高(15%) … 高めの椅子に座る。


どれが良いということではありませんが、
私はストレッチするときによく行うのは、椅子や壁に「もたれる」、“もたレッチ”(^ー^)

普通に立つときより、脚にかかる体重が減るのでより、
自由にスムーズに動けて運動効果が高まります!



「手書きの絵には温かさがあり、より人の心に伝わる。
だからこそ私はいつでも絵で伝えたい!」

なんてことは、全く考えておらず、

資料を作るのが大変そうだから、
パパッと絵を書いているだけなのですが、

これからは、オンライントレーニングで書いた「今日の一枚」 を
たまにブログに残してみようかと思います。

2025年11月3日

11月のオンライントレーニング

秋空は見るたびに模様が違っていて飽きないですねぇ
ハロウィーンは終わってるけど“南瓜”👻

Aコース「股関節スローストレッチ」
11.8.15.22(土) 10:00~10:40 【全3回】


Bコース「5分間チャレンジ」
11/8.15.22(土) 11:00~11:40 【全3回】




本日 11月3日は「文化の日」。
“自由と平和を愛し、文化をすすめる日”とされています。

私は日々、体の動きを整えるお手伝いをしながら、
「体をのびやか(自由)に動かせることが、心の平和につながる」
ということを強く感じています。

体がこわばると、心もゆとりを失いがちです。
反対に、関節がなめらかに動くと、
気持ちも自然と穏やかになります。

そんな「のびやかな体」を取り戻すひとときとして、
今月もオンラインストレッチでお会いできればと思います!

よろしくお願いいたします。

2025年10月31日

【講座レポート】「転ばぬ先の股関節」ご参加ありがとうございました!



本日は、朝日カルチャーセンター新宿にて
「転ばぬ先の股関節 椅子ストレッチ」の講座を行いました。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。

初めてお会いする方も多く、少し緊張気味のスタートでしたが、
後半には皆さんの笑顔や「気持ちいい!」と言った声や、
「私のこの動きは合ってますか?」等々、
前向きなご質問が多くとても嬉しく思いました。

今回は「椅子に座って&背もたれを使って行うストレッチ」をテーマに、
転倒予防や歩行の安定に欠かせない股関節の柔軟性と筋力を、
誰でも無理なく高められる方法をご紹介しました。
そして何より、日常でふとした瞬間に出来る内容を!  

これからも、無理なく続けられるストレッチやトレーニングを通して、
「一生、自分の足で歩ける体づくり」をサポートしていきます。

ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
またお会いできる日を楽しみにしています。

藤本陽平

2025年10月29日

「動いて治そうとする発想が嬉しかった」

昨日のカルチャー講座では、いつもより「痛み」に関する相談が多くありました。

寒さの影響か、ひざや股関節、腰などに違和感を感じる方が増えているようです。


その中で印象的だったのは、

「痛みはあるけれど、できる範囲で動かそうと思ってきました。」

という声がいくつも出たこと。


かつては「痛み=動かしてはいけない」と考える方が多かったのですが、

最近は「動かして改善したい」と前向きに考える方が増えています。

その変化が何より嬉しく感じました。


もちろん無理は禁物です。

でも〝正しく動かす〟ことで血流がよくなり、

関節まわりの筋肉も温まり、痛みの軽減につながります。


これからさらに寒くなる季節です。

動くのが億劫になりがちですが、

「温めて、ゆるめて、動かす」この3ステップを意識して、

体の声を聞きながら、少しづつ整えていきましょう。

2025年10月14日

伸びを感じる部分は引き締まる




ストレッチで「ここが伸びてる~!」と感じる部分は、実は引き締まっていく部分。
逆に言うと、伸びを感じられないところは効果が出にくいんです。

さて、あなたの気になる部分——鈍くなっていませんか?


では、どうするか。
まずは"鈍い部分"をよく触ることから。

お尻の下や二の腕にできやすいセルライトは、"死んだ脂肪細胞"なんて呼ばれることもありますが、
まずは手でよく触って、その下にある筋肉の存在を感じてみましょう。


次に、伸ばしながらいろんな方向に動かす。
ここがポイントです。

人の体は、前後左右だけじゃなく、斜めにも、回旋方向にも動く。
足も腕も胴体も、ほぼ360度、筋肉で包まれています。
だから、いろんな方向に動かすことが大事なんです。


私のレッスンでは、動きが多くて「大変~!」と思う方もいるかもしれません。
でも、それはいい結果を出したいから。
(…と、自分に言い聞かせている部分もありますが(笑))


これから寒くなる季節。
厚着して、動かず、ますます鈍く…なんてことがありませんように。
"感じるストレッチ"で、身体を目覚めさせていきましょう。

2025年10月7日

10月におすすめのストレッチ

 

タオルの使い方には

「体を拭く」「枕カバーにする」「緩衝材として使う」

等々ありますが、

「ストレッチ」にも使えることをお忘れではありませんか?!


社会保険出版社のサイトより

10月にオススメにストレッチとして

「タオルスイング」が公開されていますので、

是非、一緒におこなってみてください!

動画も観れますよ✌





【一日講座のお知らせ】


開催日時:10月31日金曜
                      10:00~11:30

場所:朝日カルチャーセンター新宿

※受講をご希望で会員でない方は、私宛にメールでご連絡をいただけますと幸いです。

2025年9月28日

10月オンライントレーニング

秋の健康に関する格言3つと「藤本オリジナル版」を。


格言1「天高く馬肥ゆる秋」
空が澄み渡り、日中には暑さも和らぎ、心身ともに快適に過ごせる秋がようやくやってきましたね。

「天高く腕伸ばす秋」 (藤本オリジナル版)
ところで、一日のうちに何回くらい腕を上に伸ばしましたか?
腕を肩よりも上にあげることで猫背や肩こりの解消に役立ちます。
気持ちの良いお天気の日には、とりあえず空に向かってバンザイしましょう!


格言2「秋茄子は嫁は食わすな」
秋茄子は美味しいので嫁に食べさせるのはもったいないと、姑が嫁に対する意地悪な意味で使う場合と、
茄子は体を冷やす効果があるので、姑が嫁の体を優しく気遣うという意味で使われている説があるそうですが…

「足裏は他人(ヒト)に揉ますな」 (藤本オリジナル版)
人に揉んでもらうマッサージも気持ちがいいものですが、
出来る限り自分の体は自分でケアする。
出来れば週に1・2回は、足をほぐしましょう。
※自分の足を触るためには、お尻の柔軟性も維持も大事!


格言3「柿が赤くなると、医者が青くなる」
秋の味覚である柿が豊富に実り、人々が元気に過ごせるため、病人が減って医者が青ざめるという意味。
こんな格言、調べながらはじめて知ったのですが…

「(オンライントレーニングの)参加者が減ると、藤本の元気がなくなる」 (藤本オリジナル版)
さぁ皆さん、10月も是非ご参加ください(笑)
お待ちしています!

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《10月のスケジュール》

Aコース「股関節スローストレッチ」
10/11.18.25(土) 10:00~10:40【全3回】

Bコース「5分間チャレンジ」
10/11.18.25(土) 11:00~11:40【全3回】


★1回無料体験プレゼント★ 先着5名様
ホームページまたはメールinfo@akarada.comでお申込みください。

2025年9月20日

「(いつの間にか)土踏まずができていた」

「わたし、なんか…土踏まずができてきたんですけど!」

今日のセッションでお客様がぽろっと言った一言。


もともと腰の狭窄症で通い始められた方で、

ずっと「偏平足」と言われ続け、土踏まずなんてないものだと思ったようですが

それが最近、足元を見てみたら……

「あれ? ちょっとアーチっぽいのができている」


ちなみにこの方、

・タオルギャザーを必死にやったわけでもなく、

・足裏ほぐしを毎日行ったわけでもなく、

私もむしろそこは放置。


じゃあ何をやったのかというと――

姿勢を整えて、歩き方を変えただけ。
  

特に「腰が丸まっていた」のが「シュッ」と伸びたのが大きな変化。

そして今では腰の反りが出てきた。


人によっては「腰が反ってる=悪い」と思いがちですが、

いい方向にいっている証拠。

人間の腰にはもともと反りがあるのです。

高齢になって反りすぎている人は滅多におらず、

むしろ反りがなくっている方が圧倒的に多いと思う。


このケースでは“必要な反り”が戻ってきたことで、

結果的に足のアーチまでできちゃった。


「土踏まずって、足だけじゃなくて、やっぱり真っ直ぐ立てて、

きちんと歩けることで出来てくるのだ。」

そんな発見の一日でした。