2021年9月14日

躓く

躓く(つまづく)。
“足の質”と書いて躓く。
 

今日は、股関節ストレッチを始めて
一年経ったKさんが「躓かなくなった」
ご報告をしてくださいました。

 Kさん曰く、一年前はしょっちゅう躓いていて、
『そのうち転んで寝たきりになるのかなぁ』
とも思っていたそうです。
 
不安だったので、病院にも行ったけれど、
先生からは「歩きなさい」と言われ、
『でもねぇ、どれだけ歩いたらいいのか
わからないし、転んでケガしそうで怖い』
という感じだったそうで、
そんな時にストレッチを始められました。

出会った頃のKさんが、どんな状態だったかというと
(ごめんなさいKさん(*´σー`)
・お尻が四角く固まっている
・ちょこちょこ歩き
・前かがみ+反り腰
・歩きのリズムがおかしい

歩けば歩くほど疲れそう、、、
というのが私の印象でした。

一般的には“歩いて筋力を鍛えましょう”
とは言われますが、Kさんの場合は、
歩くときに使うべき筋肉がうまく動いていない
まるでロボットのような歩きでした。

そうは言っても、歩けばどこかしら
筋肉が動けば鍛えられていいじゃない?
と思われるかもしれませんが、
いつまでも疲れないで歩くには
“腸腰筋”が働くことがポイントとなります。

そして腸腰筋が働くには、
いい姿勢が条件となります。

そこで、Kさんが行ったことは、
股関節を柔らかくして、
姿勢(背骨のS字カーブを保つ)を良くして、
正しい歩き方(フォーム)を身につける。 

すると、
歩幅は無理に広げなくても自然に広がるように
足は上げようとしなくても自然に上がるように
になります。さらに、
良い状態でたくさん歩くといい循環が生まれます。

そこまで行くには、簡単ではないけれど、
自分で動くことを継続すれば、
体は応えてくれるはずです。

“足の質” 躓かない体を維持したいですね!


追伸)
ちょうど先週9月9日は「重陽の節句」、
長生きを祝う日でしたね。

いつまでも歩くための“腸腰筋”と
たまたま“チョウヨウ”がかさなるので、
私の頭は中では“腸腰筋”=“重陽筋(長生きの筋) ”
と勝手に変換されています。


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