2020年3月5日

まずは呼吸 ~きちんと吐く~

「『息』という字は、自らの心と書きます。
あなたの心の状態が、呼吸(=息)に現れます。」

漢字って、良く出来たものだと感心します。


先日のブログで「まずは呼吸」と書きました。
すると、「次はなんだ?」と言う声があったので続きを。


横隔膜ほぐしで、いつもより深く呼吸が出来るようになると
それだけでも随分と楽に感じると思うのですが、
次にやるとしたら「きちんと吐く」ことをお勧めします。

「吸って吐くから呼吸だ!」
「いや、吐いて吸うから呼吸だ!」なんてことは、
どっちでもいいのですが、
個人的には、『吐けば、自然と必要な分だけ吸う』
のがシンプルでよい呼吸だと考えています。

学生時代に、水泳の授業中に過呼吸になった友人が、
「もっともっと吸わなきゃと考えていると、過呼吸になってしまう。」
と言っていたのを思い出します。

そこで、しっかり息を吐けるようにするのにお勧めなのが、
『骨盤倒し』

やり方は簡単。
足がしっかり床につく高さの椅子に座って、
足は楽な幅に開いて、手は出来れば腰骨か腰にあてる。

そして、腰を丸める(骨盤をうしろに倒す)。
丸める時に息を吐く。
試しに吸ってみてもいいけれど、吐いた方が圧倒的にやりやすいはず。

しっかり吐けたら、まと元に戻って繰り返す。
5回も行えば十分かと。

精神的に、『なんかやらなきゃ』
『あれも欲しい、これも欲しい』『もっと頑張るぞ』
となっているような交感神経が活性化している時は、
息も吸って、吸って、、、な状態にもなると言われている。

吐けば、必要な分は吸える、はず。

今回は「きちんと吐く」方法について書いてみました。
呼吸は、吐く方を意識する。
白鵬を意識する。と覚えてもいいですね。


「『息』という字は、自らの心と書きます。」

個人的には、
「『大便』という字は、体からの大きなお便りと書きます。」
が好きなのですが。関係ないか(・∀・)


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