去年10月、台風19号のときにテレビを観ていると、
NHKのアナウンサーが
「ストレッチしてください。深呼吸してください。」
と言っていたのがとても印象に残っている。
不安な時は、いつの間にか体も心も緊張する。
そんな時に、少しでも気持ちと体を変えられるのが、
ストレッチと呼吸法。
ただ、深呼吸しようとしても、
体が緊張していると、深く呼吸をしようとしても出来ない。
動かないものを、動かそうとしても、動かない。
それを動くようにするのに、
効果的でおすすめなのが
『横隔膜ほぐし』
横隔膜とは、肋骨の内側にあり、
呼吸するときにメインで働く筋肉。
直接触れないけど、このほぐしをすると働きが良くなり、
自然と深い呼吸が出来るようになるのを感じられるはず。
特に緊張体質の方は。
やり方は、上向きに寝て、両手の指で肋骨に沿って押していく。
はじめは真ん中のほうから、徐々に外側に向けて押していく。
息を吐きながら、押さえていくとやりやすい。
真ん中あたりは腹直筋のせいで指が入りにくいけど、
横に行くにつれて指が入りや少なるはず。
ゆっくり2~3往復ほどするといい。
ただし、なんでもやりすぎは注意。
押してみてスッと指の第一関節くらいまで入る時は、やる必要なし。
その時は他のストレッチを行ってみてください。
「ストレッチしてください。深呼吸してください。」
【おまけ】
以前『横隔膜ほぐし』をやってみたKさんの感想
「驚くくらい呼吸が楽になりました。ヨガをやっている時に、
深く呼吸をして下さいと言われても、
なかなかできなったけど今なら自然に出来そう。
背中のハリも楽になりました。」