ACC新宿金曜クラスは今日で年内最後の講座となりました。
ご受講してくださった皆様、ありがとうございました!
ある日の講座開始前に雑談をしていると
6?7年?くらい私の講座を受講してくださっているMさんが良い話を聞かせてくれた。
(ストーリーはところどころ勝手に作っています)
ある雨上がりの午後。
ヴィオラ・ダ・ガンバの演奏会に向けた練習を終えて、
片手に楽器を、もう一方の手には鞄を持って歩いていた時のこと。
『今日の演奏は股関節の柔軟性がついてきたせいか一段と音色が良くなってきたわ!』
なんて思いながらいつもの帰り道を歩いていると、
思わず濡れた路面に足がとられた。
『あっ!!!』
と声に出す間もなくとっさにとった行動は、"ランジ"。
※ランジ……両足を揃えた状態から、片足を大きく前に踏み出し、両膝を曲げながら
身体全体を下に下げる運動。股関節の柔軟性・筋力・全身のバランスを必要とする。
滑って転ぶどころか、荷物をもったままランジ!
ランチ(お昼御飯)ではなくランジ!
(電子)レンジでもなくランジ!
電池でもなくランジ!
乱視でもなくランジ!
源氏(物語)でも研二(沢田)でも広志(円)でもなくランジ!
『しつこい!?』
以前ならもしかすると滑って怪我をしていたかもしれない。
でも、長年柔軟性と筋力を鍛えていたおかげで、
おかげでとっさのアクシデントも難なく乗りきった。
“無意識の意識”とでも言いますか、
とっさに動けるのは日々の鍛錬の賜物。
私もとても嬉しいです。