2025年7月2日

7月オンライントレーニングのスケジュール

 

皆さま、こんにちは。

暑い日が続きますね。


涼しげな団扇の写真を載せてみました。

左団扇と言う言葉がありますが、もしそうなればさぞかし素敵な夏になるのかな?!(;^ω^)

※左団扇・・・仕事をしないでも生活の心配がなく、安楽に暮らすさま。


さて、暑さが本格的になってくるこの季節、つい冷房のきいた部屋で長時間座りがちになりますね。

でも、こんな時こそ要注意。

近年、「座ることは新しい喫煙である」と言われるほど、座りすぎによる健康への悪影響が注目されています。

実際、私たちは一日平均9.3時間も座っているといわれており、これは睡眠時間(7.7時間)よりも長いのです。


さて、困った。どうしましょう???


月並みなアイデアで恐縮ですが、

「こまめに立つ=座る時間を中断する」

「こまめに動く=日常生活で動く時間を増やす」

ことが大事です。


そして、「何を食べるかを選ぶように、何のために座るかを選ぶ」

そんな視点が、これからますます大切になってきそうです。


今月もオンライントレーニングでは、短時間でできるストレッチや軽い運動を通じて、こまめに体を動かす習慣をサポートしていきます。

無理なく、心地よく動いて、気分もリフレッシュ、よく眠れる体で、暑さを乗り切りましょう!

ご参加お待ちしています!

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「7月のスケジュールはこちら↓」

Aコース 「股関節スローストレッチ」
7/12.19.26(土) 10:00~10:40 【全3回】

Bコース 「5分間チャレンジ」
7/12.19.26(土) 11:00~11:40 【全3回】 

2025年6月28日

『枕のストレッチ 夏』

 

『枕のストレッチ 夏』


夏は、汗。
じとりと背に滲み出でて、襟もとをつたひゆくころ、肩こりはいよいよひどく、首も重たげなり。
うちわ片手に、肩をぐるりと回せば、涼しさひとしお。
肩甲骨のあたり、風の通ふごとく、爽やかなること限りなし。

2025年6月27日

スタジオに新メニューが加わりました! 《姿勢リセット! 寝るだけストレッチ》

 スタジオに新メニューが加わりました!



《NEW》 姿勢リセット 

寝るだけストレッチ


寝て整える、新しい姿勢習慣。
姿勢リセット 寝るだけストレッチ-は
「一生歩ける! 寝たまま10秒 股関節スローストレッチ」(PHP研究所)や
「10秒の『股関節ストレッチ』で猫背は治せる!」(PHP研究所)
の著者が考案した、寝たまま行う姿勢改善メソッドです。


使うのは、枕のようなクッションひとつ。
腰や背中に負担をかけず、全身の筋膜や股関節まわりの筋肉をゆるめながら、
自然と美しい姿勢へと導く独自メソッドです。

✓腰痛や猫背が気になる方
✓無理なく姿勢を変えたい働き世代・シニアの方
✓ストレッチが苦手な方や、続けられる運動を探している方へ

一度覚えれば、毎日のセルフケアとして習慣も可能です。

寝るだけストレット60分 8,800円

自分で足を触わる

 


先日、テレビを見ていると、

「足のマッサージ」

「爪の切り方」

が丁寧に説明されていました。
歩けるためには足(foot)は大事ですもんね!

でも、これって自分の足を自分で触れることが前提の話ですね。


股関節やひざを痛めて、その後曲げられる範囲が狭まっていたり、
高齢で体が硬くなり、自分の足が触れなくなっている人は意外に多いです。

また関係ないようですが、
腰を痛めたり背中が硬いせいで、
足に手が届かないなんて場合もあります。


自分の足を自分で触れるようになるには・・・
お尻の柔軟性がポイントです!

自分の足に手が届かない場合は、
まずは「お尻伸ばし」ストレッチをお勧めします!
(A.B.Cどれでもやりやすい形で)

A.椅子に浅く座って、
片方の足を、反対側の膝に乗せ、
膝を軽くおさえながら上半身を前に倒す。
B.きつければ背もたれにもたれながら、ひざを軽くおさえる。
C.寝た状態で。

2025年6月24日

7月のスタジオ休業日

《7月のスタジオ休業日》

7/7(月)
7/14(月)~17(木)
7/21(月・祝)
7/28(月)
7/30(水)~8/1(金)

定休日(月)以外にも、お休みが多くなります。
ご了承ください<m(__)m>



2025年6月18日

「座る」って、やっぱり危険な動作なんだ

 


「座る」って、なんて危険な動作なんだ――

そう思わされるエピソードを、立て続けに2件も聞いた。

ひとつ目は、ペディキュアで2時間。
もうひとつは、映画館で3時間。

どちらも「キレイになった」「映画面白かった」と満足そう…でも、最後の感想が「尻が痛い」。

美とエンタメの代償が、お尻に来るとは。

他にも、仕事、運転、読書…
「座る」そのものというより、無意識に座り続けている状態が、意外とタチが悪い。知らぬ間にお尻がSOSを出しているなんて。

2件のエピソードから、

お尻を伸ばす + 体の前面の筋肉を伸ばす

×

習慣にする

のはやっぱり必要だと感じますね。


ついでにもう一つ。
座ってて尻が痛くなったという方の知人に、ゴルフのハンディが「0」という超上級者がいて、そんな彼女でも、「運転は体にとって相当リスキー」と捉えていて、運転中も信号待ちなどで常に体を動かすそう。

「現地についてすぐプレイ」なんて、うまくいくわけがない、と。

…確かに、そのとおり。

とはいえ、運転のレベルにもよるから、
「あなたも自分に合った“ほぐし方”を見つけるのが肝心よ。」とアドバイスされたそう。

すごい方ですね!

2025年6月17日

はじめて高尾山に登頂


昨日はじめて高尾山に登ってきました。


これまで周りからは

「タカオ行ってきたよ〜」とか、

「子どもと一緒に“ちょっとキツい”って言われてる5号路登ったけど、意外と平気だったよ〜」

なんて聞いていたので、私の中ではなんとなく

「友達のタカオ君とちょっと会ってきました」程度の話にしか聞こえていなかったのですが、、、、、

ナメていました( ;∀;)

キツいですやん!


登り方には1号路から6号路まであるらしいけど、

最初に目に飛び込んできた6号路(小川に沿って歩くコース)がなんか呼んでる気がして、

『よし、ならば行きましょう。』と。


で、いざ歩きはじめ5分——

「う~ん、溢れる緑、鳥の声、川のせせらぎ、いいじゃない!タカオ!」

こういうの、最近は“Retreat(リトリート)”…非日常に身を置き、静養する=旅行、森林浴。
って言うんですかね?

なんだかとてもいい。


10分経過ーー

後ろからグングン追い抜いて速足の女性たちを見ながら、

高尾山口まで向かう電車の中で読んだ本「歩く」

「人間にとって最も効率のよい歩行時速4〜5キロ」って書いてあったのを思い出し、

『まぁまぁ、そんなに焦りなさんな。道は長いんですから』と、謎の上から目線で見送る。

※その女性たちは私が頂上に着いた頃には、すでに休憩を終えて下山を始めていました( ;∀;)


40分経過ーー

アクシデント発生。

木の根でツルッと滑り、なんとか転ばずに耐えたものの、

左ひざ裏に「ピキィッ!」とイヤ〜な感触。

明らかに、普段は絶対伸ばしていない角度+瞬間最大負荷。

歩けはするけど、違和感がずっと残る。

ジョギングシューズ、寝不足、空腹、登山ビギナー…全部が重なっての一撃。

都会の舗装道って、ほんと親切だったんだなって、山の中で痛感。

(いや、でも数日前に、駅の点字ブロックで滑って転んだ男性のお客様もいたな(;^_^A。都会も自然も安全第一。)


一時間以上経過(疲れて時間を覚えていない(;^_^A)ーー

それでもなんやかんやで登頂成功!

頂上からの景色は写真のとおり最高で、「うん、たまには自然に抱かれるのもいいもんだ」としみじみ。

でも思っていたより歩数が多くないことに気づく。

「(都会の)特に注意することなく歩く1万歩と、(自然の)一歩一歩足場を選びながら歩く1万歩は違う」というようことが先述の本に書かれていたのを思い出す。



頂上で休憩を終え下山ーー

さて、下りは“余裕あり”と事前に聞いていた1号路をチョイス。

…ところが!?


「どこが余裕やねん!?」

延々と続くかなり急な下り道に、心の中でツッコミまくり。

しかも道がコンクリートで、ひざへの負担も大きい。

『これ、明日は確実に太ももが筋肉痛だな。。。』と少し心配も。


下る途中ですれ違う笑い話をしながらジョギングで登ってくる部活動の若者に驚き、

超ラフな格好で登ってくる外国人グループに「そう甘くはないよ」と心の中で笑い、

まだ小学生にもなっていないような子供が無邪気に登ってくる姿に無限の可能性を感じ、

私は「とにかく早くビールが飲みたい」という希望だけを胸に無事下山しました。



人生初の高尾山、

百聞は一体験にしかず!?

体も心もリフレッシュ&鍛えられたような気がします。

また行ってみ、、、よ、、、、は、どうかわかりませんが(笑)


ところで!

今のところ、筋肉痛の気配が…ゼロなのですが、

あれ? これ、まさかの“明日くる”パターン?!


(後日談)

結局、筋肉痛はやってこないままでした。

心身ともにきつくは感じましたが、普段から行っているオンライントレーニングBコースの刺激が効いていたようです\(^_^)/👍

2025年6月11日

紫陽花

今朝、お客様が庭に咲いていた紫陽花をプレゼントしてくださいました。

めちゃ嬉しい😆

よぉく見てみると、がく片(花びらではなくないんですよね)は"リトマス紙"に似ている。

リトマス紙は、酸性だと青に変わり、アルカリ性だと赤に変わる。
覚え方は、「坊さん(酸)飲んで青くなり、借金アルカリ赤くなる」とWeb上にありました(笑)

そして、「紫陽花の色はリトマス紙と逆!」と覚えればいいそうで、酸性の土壌だと青になるそう。

それにしても、紫陽花という漢字。
紫+陽+花、これまた美しい。

なんだか小学生の勉強の復習のようなブログになりました。

高島屋(タマタカ)に植えてあるこれも紫陽花の一種だそう…合ってますかね?!



2025年6月10日

「夏直前のかかとチャレンジ!」

一度はじめたら、なかなか元に戻れない習慣のひとつ「サンダル」。

『靴が面倒になって、サンダルしか履かなくなるだろうなぁ・・・』
と、なんとなく我慢していたのですが、とうとう昨日履き始めてしまいました。

サンダルが快適なのは良しとして、少し気になるのがかかとのカサカサ、または人によりガサガサですよね(笑)


自分が20・30代の頃は年上のクライアントのかかとを見て「なんであんなにかさつくのだろう?」なんて不思議に思っていました。
ですが、50を目前にした今、しっかり自分のかかともかさついています(ご多分にもれず…)。


そこで、
「そうだ、今年の夏はかさかさを改善しよう!
どうせなら股関節の柔軟性も一緒に!」

名付けて、
「夏直前のかかとチャレンジ」を行うことにしました。


股関節には6種類の動きのうち、
あぐらのような「外旋(がいせん)」
お姉さん座りのような「内旋(ないせん)」という動きがあります。

外旋が苦手だと、内側に体重がかかりやすくかかとの内側がかさつきやすい

逆に内旋が苦手だと、かかとの外側がかさつきやすい。


私の場合は内旋が苦手なタイプ。
だからかかとの内側よりも外側がかさついています。


そこで、お風呂上がりに〝ちょ~適当ですが〟かかとにクリームを塗ることにしました。(これは単に保湿のためです。)
その時に、ひざ下を外に向けて足を台に乗せ、かかとの外側にクリームを塗ります。
ーこれで自然に「股関節のストレッチ効果」も得られます!
こんな形👇


逆に外旋(あぐら)が苦手な場合はこちらがおすすめ👇




おそらく2週間も続けると効果が出るのでは⁉と想像しています。


動かさないから硬くなる。
硬くなると、ますます動きたくなくなる。
これまで自分でも避けていた動きを、日常に組み込んで一石二鳥効果を得たいと目論んでいます( ̄ー ̄)ニヤリ

「夏前のかかとチャレンジ」あなたも一緒にやってみませんか!?!?!?




2025年6月3日

マウス筋ストレッチで巻き肩を改善!

まず巻き肩って何だ?

巻き肩とは、横から見たときに肩が耳より前に出ている状態のことを指します。

巻き肩の原因は?

一般的に、巻き肩は背中や胸の筋肉の状態が悪いことが原因とされています。
しかし、デスクワーク中心の方々は、手や前腕、上腕などの末端部分が原因となっている場合も多いようです。
特に、手のひらを下向きにしてマウスを使う姿勢が影響しているかもしれません。

もし、マウスが親指を上向きにしてスキーのストックを持つような形だったならば・・・
あるいは手のひらを上向きにしてブランデーグラスを転がすような形だったならば・・・
もしかしたら人間の体ももう少し良くなっていたのではないかと思います。

そんな妄想はさておき、腕が凝っている方は、腕をほぐしたりストレッチをすると、自然に肩が開き、巻き肩が解消されることがよくあります。


巻き肩解消のためのマウス筋ストレッチ🐭

【やり方】
右・前腕(手から肘まで)を、左・手のひらで下から“グッ”っとつかんだまま、
右・前腕をクルクル捻るように回す。
(骨と肉をズラすような感覚というのかなぁ。)

左手でつかむ位置を少しづつずらしながら、10~20回繰り返します。

これらのストレッチを日常的に行うことで、巻き肩の改善が期待できます。
デスクワークの合間に取り入れて、肩の健康を守りましょう!

ちなみに私は歩きながら行っています(笑)



2025年5月27日

6月のオンライントレーニングスケジュール

 

Aコース「股関節スローストレッチ」
6/14.21.28(土) 10:00~10:40 【全3回】

Bコース「5分間チャレンジ」
6/14.21.28(土) 11:00~11:40 【全3回】



2025年5月21日

立てば芍薬…そういうことだったのね


5月は芍薬が綺麗ですね。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」なんて言いますが、前からちょっと気になってました。
芍薬って確かに美しいけど…あの頭、ちょっと大きすぎません? 
なんだかモヤモヤしていたんです。

ところが!
 最近になって、この言葉の意味を知ってびっくり。
実は漢方の生薬の用い方を由来しているそうです。
参考にさせていただいたブログ とてもわかりやすい!

なるほど、芍薬も牡丹も百合も、ぜ〜んぶ漢方薬だったんですね。

2025年5月14日

『PHPからだスマイル』6月号に掲載されました!


なんと…!

1月号から始まったストレッチ連載も、ついに6月号でフィナーレを迎えました。

半年間お付き合いいただいた皆さま、本当にありがとうございました!


テーマはズバリ「寝たままストレッチ」。

寝たままでいいなんて、ズボラさんにも優しい、まさに“続けられる”ストレッチです。(もちろん、サボりすぎ注意ですが!笑)


私たちが目指すのは、10年後もスッと立てて、サッと歩ける体。

「立つ・歩く」を当たり前にするために、今日もゆるっと寝ながら体を伸ばしていきましょう!


ぜひ6月号もチェックしてみてくださいね~!

PHPからだスマイル6月号(5/10発売)



2025年5月8日

「手がオーケストラ指揮者になった日」

ゴールデンウィーク、ふと思い立ってラ・フォル・ジュルネへ音楽を聴きに行ってきました。

クラシック音楽なんて、普段の私にはまるで縁のない世界。
けれど、チケットのお値段も、開催時間も、初心者の私には「ちょっと試してみるか」と思わせる絶妙な感じで、なんだかんだで3年連続で通っています(笑)

で、聴いてみたら……これが、良かったですねぇ。
特に最後に聞いたピアノの音が素晴らしく、終わってからしばらくは、他の余計な音を入れたくない心境になりました。

でも驚きはその翌日、もっと不意打ちでやってきました。

ストレッチの施術中、なんだか自分の手が“いつもと違う”のです。
いや、正確には“触るリズム”が違う。
ゆったり、優雅、どこかメロディアス。

『あれ?これ、昨日のオーケストラのリズムじゃないか…?』

まるで自分の手が、指揮者の baton(バトン)にでもなったみたいで。
「音楽って、筋肉にも染みこむのか…?」と本気で思ったくらいです。

ちなみにその感覚、二日後にはきっちり消えてましたけどね。
でも、音楽とカラダの意外な関係に気づいた、小さな発見でした。

2025年5月4日

心地よい5月の朝に

今日は、まさに「心地よい」という言葉がぴったりの5月3日。

そんな穏やかな日差しのなか、文京区にて「股関節スローストレッチ」を行いました。

そこに参加されていた90歳の女性のお客様がセッション後、深くリラックスされたご様子で、ぽつりと一言。

「瞑想状態…」

思わず笑ってしまいました。
…極めてらっしゃる(笑)

90歳とは思えない感覚の鋭さと表現力に、こちらが学ばされることばかりです。

体がゆるみ、呼吸が深まり、心まで静かになる。
ストレッチには、そんな不思議な力がありますね。

2025年5月1日

5月のオンライントレーニングスケジュール

Aコース「股関節スローストレッチ」
5/10.17.24(土) 10:00~10:40 【全3回】

Bコース「5分間チャレンジ」
5/10.17.24(土) 11:00~11:40 【全3回】


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カラダがさびつかないように、ちょっとした“歩き”の工夫をご紹介します。

さて質問です!
あなたは歩き出すとき、どっちの足から出してますか?

……「え、知らん!」ってなりました?
それ、ふつうです。たいてい無意識ですもんね。

そこで今日は、
『最初の一歩、いつもと逆にしてみる運動』 をおすすめします!

たとえば、階段を上がるときやエスカレーターに乗るとき、
どっちの足が先か、ちょっと意識してチェックしてみてください。

そして次の歩き出しでは、いつもと逆の足から出してみましょう!

いつも一歩目に出す足は、よく動くけど疲れやすい。
おまけに太ももがはりやすい( ;∀;)
逆の足もたまには主役にしてあげて、左右バランスよく!

気がついたときだけでもOK!
「はじめの一歩」チャレンジ、やってみてくださいね。

他にも動画で見られる運動をご紹介↓↓↓
【下半身版】
『足がスムーズに動いている?』“股関節スイング”でチェック!
https://shaho-net.co.jp/dynamic/month1/index.html


【上半身版】
『肩が凝った!』と感じたらすぐにできる“プルダウン”
https://shaho-net.co.jp/dynamic/month6/index.html

2025年4月23日

生まれか、育ちか ー ストレッチが教えてくれること


4月から朝カル新宿の講座が10階の教室に変わったのに、ついクセでいつものように前までの11階で降りてしまいました。

あれ?と思ってあたりを見渡すと、そこにはあちこちに「養生中」の張り紙が。

この「養生(ようじょう)」という言葉、少し古風で、日常ではあまり耳にしないかもしれません。でも、実はとても奥深い言葉なんです。

私がこの言葉を初めて知ったのは、『養生訓』という書物を通じて。江戸時代の儒学者・貝原益軒(かいばらえきけん)によって書かれた、健康に生きるための指南書です。

養うこと=nurture(ナー チャー)
それに対して、生まれ持った性質や状態はnature(ネイ チャー)

生まれながらに備わっている機能「nature」はありがたいとして、腰や肩、股関節などはどうでしょう?若いころは自然に動いていた場所が、年齢とともに固く、動かしづらくなっていきます。

これは、「養生」=nurtureが必要な部分。日々のケアやストレッチを怠れば、自然と固くなってしまうのです。

つまり、体の柔らかさは「natureだけでは保てない」。
意識して手をかけ、育てる=nurtureすることが必要なんですね。

私たちは、どこかで「体は自然のままでよい」と思いがちです。けれど、動かす・伸ばす・ゆるめるという習慣は、自分をいたわり、育てる「養生」の第一歩。

ストレッチというnurtureを積み重ねていけば、身体はちゃんと応えてくれます。

ふとした“階違い”から、そんなことを考えた春の朝でした。



2025年4月22日

【雑誌掲載のお知らせ】PHPからだスマイル5月号

【雑誌掲載のお知らせ】

「股関節ストレッチ」でからだをリセット!

現在発売中のPHPからだスマイル5月号に、私が監修したストレッチ記事が掲載されています(P.14〜15)。

忙しい方でも"たった1分"でできる簡単ストレッチで、腰まわりの不調や姿勢改善にも効果的。
日々のケアに、ぜひ取り入れてみてください!

→ 詳しくは誌面をご覧ください。

2025年4月13日

嬉しい“再会”がありました!



春は、出会いと別れの季節——。
そんな中、「股関節スローストレッチ」講座では、嬉しい“再会”がありました。

くにたち教室では、ご病気のために2年半お休みされていた方が、
再び戻ってきてくださいました。

池袋教室でも、5年近く離れていた方が、
また参加してくださることに!

カルチャー講座で受講を継続していただけるのはもちろん嬉しいことですが、
反対に受講をやめられる場合、
「内容や指導にご満足いただけなかったのでは…」と
こちらとしては少し気になってしまうのも正直なところです。

でも、この春、再び戻ってきてくださった方々がいらっしゃるということは——
「そこそこ良かったのかも?」なんて(笑)、
ちょっと自信を持たせていただけました。

とはいえ、慢心せず、
今後もより一層、必要とされる内容を目指してまいります。

10年先も元気なカラダ「股関節スローストレッチ」をこれからもよろしくお願いいたします! 

2025年4月10日

特技は「手アイロン」


私の特技は「手アイロン」


たまに 「毎日Tシャツにアイロンかけているの?」

と聞かれることがありますが、

まさか。そんなにマメではありません。


今の季節は、厚手のコットンのTシャツがなんとも気持ちいいのですが、

シワになりますよね。


でも、そんなシワが気になるシャツは、

無駄にデカい手で〝ジャッ〟と生地をさすりながらシワを伸ばしていきます。

数回ほど〝ジャッジャッ〟と繰り返しているうちに手のひらの温度も上がり、

さらにシワ伸ばし効果がアップ!

何ならおまけに手のひらからうっすら出る汗でスチーム機能も加わり(キモイ⁉)

たった数秒の手アイロンで完成です(*´∀`)

Before
👇👇👇
After

ちなみに〝カチコチ〟になった人のカラダをほぐす場合は、

別の手の機能を使用します(*´σー`)

2025年4月9日

「お姉さん座り」から「あぐら」へ。体の変化に驚いた話


長年、「お姉さん座り」が癖だったKさん・女性のお話

「床で洗濯物をたたむときは、"お姉さん座り"になってしまうのが当たり前だったのに、最近、気がつくと"あぐら"をかいてる。」
んですって。

〝お姉さん座り?〟〝ペシャンコ座り?〟
特に決まった言い方はなさそうですが、
ひざ下を外側に開いてぺシャッと床に座るあの座り方。

決して関節や姿勢のため良くはなさそうですよね。
(全くできない人にとってはちょっときついトレーニングになるのですがね( ´∀` ))

Kさん、以前は内股気味だったせいで「あぐらなんて出来ないし、落ち着かない」状態でしたが、寝る前や自宅でできる簡単なストレッチを少しずつ続けていたら股関節や骨盤まわりの柔軟性に余裕ができて、あぐらが楽になったようです。

ストレッチって、ただ筋肉を伸ばすだけじゃないんですね。
体のクセをリセットして、本来の動きを取り戻してくれる。
そんな力があると、実感しています。

ところでなんでこの写真?!
あぐらも、お姉さん座りの写真もなかったので正座にしてみました( ´∀` )。

2025年4月4日

『枕のストレッチ』春はあけぼの。春は背中⁉

春ですねぇ。

春と言えば有名なのが、清少納言の『枕草子』

春は、あけぼの。
やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。

【現代語訳】
春は、夜明け(がいい=趣がある)。
だんだんと白くなってゆく山際の空が、少し明るくなって、紫がかった雲が、細くたなびいている(のがいい)。


春ですねぇ。

『枕草子』ほど有名ではありませんが、
『枕のストレッチ』はご存じですか?!

春は、背中。
やうやう丸くなりゆく背すぢ、膝も曲がりて、顔もいと前に出づ。
これをそろりと伸ばしたれば、なんとも快きことか。
腰も膝もすらりとし、姿もしゃんとして、若やぎたる風情ぞ。

【現代語訳】
春といえば、背中。
だんだん丸まってくる背すじ、膝も曲がって、顔もぐっと前に出てくる。
それをゆっくりと伸ばしてあげれば、なんとも気持ちのいいこと。
腰も膝もまっすぐになって、姿勢もシャキッとして、なんだか若々しく見えるものです。

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『枕のストレッチ 夏』

夏は、汗。
じとりと背に滲み出でて、襟もとをつたひゆくころ、肩こりはいよいよひどく、首も重たげなり。
うちわ片手に、肩をぐるりと回せば、涼しさひとしお。
肩甲骨のあたり、風の通ふごとく、爽やかなること限りなし。

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『枕のストレッチ 秋』

秋は、脚。
もの思ふ夕暮れ、つい座りし時の長くて、立ち上がれば、ふくらはぎのこはりしを覚ゆ。
そこを、つま先立ちて伸ばせば、血の巡りも良く、足取りも軽やか。
歩を進めるごとに、落葉をふむ音も楽しげなり。

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『枕のストレッチ 冬』

冬は、肩。
すくめし首、着ぶくれて、まるで亀のごとし。
寒さに耐えつつも、肩を上下にすれば、内よりぬくもり湧きいでて、
こころもまたほぐれゆく。湯たんぽよりも、われの動き、あたたかき。

2025年4月1日

「足がつる」原因、ついに解明!?

これまで、「足がつるのは水分・塩分不足、運動不足が原因」と学び、それを信じて疑わず、聞かれるたびにドヤ顔でアドバイスしていた。

でも、どこかで思っていた。「本当にそれだけか?」と。

そんなモヤモヤが晴れたのは、つい先日。80歳を過ぎた親父と一緒にいたときのこと。
つった瞬間を目撃した。

「ぐあぁっ!」と悶絶する親父。何が起きたのかと見てみると、完全に運動不足が原因っぽい。

一応、水分不足の可能性も考えた。
でも、親父は「ビールをたっぷり飲んだから問題なし!」とドヤ顔で宣言。いや、そういうことじゃないんだけど…。

そこで気づいた。運動不足といっても、単に「歩く量が少ない」とかじゃなくて、「体の一部が固まって動かなくなっている」ことが問題なんじゃないか?

そう、ふくらはぎがつるのを防ぐには 股関節を動かすこと!

これが超・重要!!

もう私は迷わない。
「足がつりました」の相談には、はっきりと『股関節を動かしてください』と言える。



2025年3月21日

富士山の見えるスタジオ

朝日カルチャーセンター新宿の運動教室からは、
天気のいい日には窓から富士山が見えます。
(左は都庁、右はセンチュリーハイアットホテル)

でも、残念ながらこの教室で「股関節スローストレッチ」が
行えるのは、今日で最後😿

前にもお伝えしたように、4月からはフロア縮小により、
別フロアの教室になります。

ここの広々とした教室には随分と長いことお世話になりました。

最後の講座が始まる前は、
なんだか少ししみじみした気分でしたが、
いざ終わってみると、
不思議と『さぁまた次へ!』という
希望が湧いてきています!

いつも通ってきてくださる受講生の皆さん、
ありがとうございます。
ここで講座を受けてくださった皆様、
ありがとうございました。

次はどんな景色が待っているのか楽しみです!

2025年3月19日

頭が硬いから体が硬い?!


「あなたは頭が硬いから体も硬いのよ!」
知り合いの女性からこう言われた、と女性のお客様。

私には随分ときつい言葉に感じますが。

よほど何でも言いあえる仲なのか、
それとも相手のことをあまり良く思ってないから言ったのか。
二人の仲を知らないのでなんとも言えないのだけれど。
それは置いといて。。。

「体が硬いのではない、心が硬いのだ」
これはアシュタンガ・ヨガの創設者で故パタビ・ジョイス氏の言葉としてしばしば引用されます。

私には真相はわかりませんが、ストレッチに関して言えることは、
ストレッチは柔軟性を高めますが、体は伸ばそうとするときにブレーキをかけてケガを防ごうとするような機能が備わっています。
このブレーキを外すには、自分の体を繰り返し動かして、『ここまでは伸ばしても大丈夫』『うん、もう少し伸ばせる』と徐々に自分の体を信頼できるようになる必要があります。
体を信用すれば応えてくれる。
体が柔らかくなれば、心も柔らかくなる!?

また頭ではじめから「私は体が硬いから無理!」と決めて何もしない場合もあります。
この場合は本当に心が硬いとも言えるのかな。

なんだかわかるようなわかないようなブログです。

2025年3月14日

PHPからだスマイル4月号

 

「股関節ストレッチ」でからだリセット!
監修をしました。(14.15ページ)
よろしければご覧ください!

4月からのオンライントレーニング

 

こんにちは!
写真は箱根・ポーラ美術館で撮った銅像。
たしか名前は・・・・
「大腿筋膜張筋をストレッチする女」
だったかな。(冗談です)

さて、暖かくなり外歩きが気持ちよい季節になってきましたが、
お家の中で花粉を避けて出来る
オンライントレーニングもいいんですよ!(宣伝です)

オンライントレーニングは、お陰様でコロナ禍からスタートし、
現在も継続しておりますが、
4月より下記の2点を変更させていただきます。

①水曜コースを中止
平日の朝にゆったりと体をメンテナンスするストレッチは、
私にとっても整う&癒される時間だったのですが、
都合により中止にさせていただきます。
ご参加くださっていた皆様、すみません😿
土曜は引き続き行いますので、
こちらで全力投球いたします。

②継続割の変更
これまではお申し込みの際に
1・4・7・10月始まりで
2カ月継続の場合は−300円、3カ月は−500円と
させていただいておりましたが、
継続割は2カ月を廃止し、3カ月−500円のみとさせていただきます。

勝手を申しますがご了承ください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

《4月のスケジュール》

Aコース 「股関節スローストレッチ」
4/12.19.26(土) 10:00~10:40 【全3回】

Bコース 「5分間チャレンジ」
4/12.19.26(土) 11:00~11:40 【全3回】

2025年3月11日

権利秀柔(ケンリシュウニュウ)⁉が途切れるとき

 

長く元気で過ごせるために
「筋肉をつけて“貯筋(チョキン)”をしましょう!」
なんて言ううまい言葉!?がありますよね。
(誰が考えたのかはシランケド)

それとは少し違うのですが、
私もちょっぴりいい言葉を思いついてしまいました✨

“権利秀柔(ケンリシュウニュウ)”

本来の“権利収入”とは、知的財産権(特許権や著作権など)や
不動産や株式の所有をもとに得られる収入のことですが、、、

権利“秀柔”とは、
小さい頃に努力で身につけた秀でた柔軟性が、
その後も継続的に保てること。
(思いつきの造語ですよ)


私は、フィギュアスケートのトレーニング指導を
長年見させていただいており、
小学生低学年の頃に初めて知り合った選手たちが、
一生懸命に頑張った時期を過ごして引退し、
大人になってからもたまに会うことがあるのですが、
(そりゃ、私も歳をとるわ( ´∀` ))
そんな彼女たちでさえ、硬くなってくる時があるのです。

年齢で言うと30前半から半ば。

これはフィギュアスケート選手だけでなく、
バレエ・新体操にも言えると思うのですが、
30くらいまでは、努力で身につけた秀でた柔軟権!?をもとに、
それほど運動をしていなくても
周りからは「柔らかいですね~!!」
と言われる体だったと思うのです。
(本人からすると『硬くなった』と感じていても)

ですが権利秀柔(ケンリシュウニュウ)が途切れると、
ヒトナミニ硬くなりはじめる。

でも、それをネガティブに考えるのではなく、
これからが(大人にとっての)真のストレッチ効果を感じられるとき!
でもあると思うのです。

体の変化を感じながら、
体を動かすことを楽しんでもらえたらなと
運動指導者としては思います( ´∀` )

2025年3月4日

3月オンライントレーニングスケジュール


Aコース「股関節スローストレッチ」
3/8.15.22(土) 10:00~10:40 【全3回】

Bコース「5分間チャレンジ」
3/8.15.22(土) 11:00~11:40 【全3回】

水曜コース「からだメンテ!」
3/5.19(水) 10:00~10:40 【2回】

体内にみなぎる愛♡

 

皆さんは「一目見てピンときた」って経験ありますか?

私は先月、自由が丘駅でこのポスターを見た瞬間、
『こういうのタマラナイ♡』となり、
チケットを申し込んでいました。

その公演が先週金曜夜にあり、観てきたのですが、

始まる前から気分はワクワク、
始まった瞬間に体がゾクゾク、
最後の瞬間までなんだかジクジク、
(ジクジクって(;^_^Aいい表現がみつからない)
ポスターに書かれた「体内にみなぎる愛♡」のとおり、
体で表現する芸術作品を堪能できました。


あまりに気に入ったもんだから、
リーフレットを切り抜いてコラージュ!(というの?)
手帳に張りつけています(笑)
手帳表面♡

裏面♡



2025年3月3日

《ストレッチ録》「前屈ができない」は”中半身”のストレッチで解消!

 

「前屈(体を前に倒す)ができるようになりたい」
先日、スタジオに来てくださった30代男性。
普段からジムにも通い、かなりの筋肉質。

"前屈"のリクエストに対して、
はじめる前に体をみて『こりゃ、手強いなぁ』と感じる場合もあるけれど
今回は体つきと普段からよく動かされているということなので、
一時的に動きが悪くなっている”中半身⁉”を動かせば大丈夫という感触。

見事、レッスン途中で手が床について前屈達成できました!


前屈が出来ないのは一般的には
ももの裏のハムストリングスが硬いことが原因。

ですが、意外と"中半身"のしなやかさ⁉も大事なんです。
(これは開脚において同じことが言えます。)

ところで"中半身"ってなんやねん。
はい、今思いついたので造った言葉です(^-^;

字のまんま、上半身と下半身のあいだ。
"中半身"、具体的には背中・尻を伸ばすと
すんなりと前屈ができました。

ただしストレッチは、ぴきぃ~という直線的ではなく、
ぐにゃぁ~っと曲線的に行うのがポイントです。

ぴきぃ~のイメージ1

(説明がうまくできずすみません(;^ω^))
笑顔だけどこれもぴきぃ~のイメージ2

若い彼にとっては、なんてことはなく出来た前屈。
手が床について嬉しい!以外にもメリットが多い。
・背中が楽になる
・(勝手に)呼吸が深くなる
・足の動きが良くなる等々