ピアノは背中で弾く?!
あの演奏を聴いてから、安いスピーカーから流れてくる音楽が聴けなくなってしまった。
聴く気がなくなってしまったと言った方が正しいのだろう。
さて、先日ピアニストのHさんとトレーニングが終わり、
お茶を飲みながら話していたら、目の前を猫がゆったりと歩いていった。
僕がボソリと
「なんともいい(しなやかな)脚の動きですね。」
とつぶやいたら、Hさんが突然、
「わたし、チーターが好きなの。チーターが歩いている動きを研究していたら、背中の方から指先へ力が伝わるように動くの。それを(ピアノを弾くときに)マネしてみたらいいんじゃないかと思って。」と。
『そうだったのか!?』
そんなところからヒントを得て、イメージを体の動きにつなげていたことに驚いたのでした。
2017年5月27日
ダ・ヴィンチニュース
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【第2話】「開脚で下半身がやせる」は本当!? そのメリットの真相とは?
【第3話】“開脚ストレッチ”は「朝イチ」と「入浴後」、どっちが効果的?

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藤本陽平 監修/KADOKAWA
人は誰しも「体の硬さ」を気にするものだが、これはもう、人間の“本能”なのかも。そこで本書は、体が硬い人でも「開脚」できるようになるストレッチ法をメインに、それがもたらす健康改善や若返りなど、皆さんが深層心理に抱く「思いっきり開脚してみたい!」という願望を叶え、それを通じて健康面を好転させるためのノウハウをわかりやすく解説する一冊!2017年5月15日
2017年5月12日
ピアノは背中で弾く?!
『ピアノは背中で弾くのだろうか?』
スタジオに通われているピアニストの女性Hさん(80代)。
これまで運動経験が少なく、筋肉は決して強くないのに、
背中の筋肉はとてもうまく動かせることに驚いた。
背中のトレーニングは、目で見えないせいもあって
特に難しい部位なのに、これまでトレーニングを見てきた人の中で一番と
言ってもいいほどスムーズな動き。
音楽に疎い素人の私の考えでは、てっきりピアノは体の前面での動作だから、
胸や腕の筋肉を使うと思っていたけれど見事に違っていた。
その時に、おそらくピアノは背中で弾くのだと感じた。
昨夜は、そのHさんのピアノリサイタルがあった。
80を超えているとは思えない力強い演奏。
それはきっと背中がうまく使えているからだろう。
でも、筋肉よりも“魂の演奏”という感覚だった。
今も常に理想を追い求めている毎日何時間も演奏している姿、
寝ていてもピアノのことが気になり目が覚めるほど苦悩している影の姿、
一人の“芸術家”として尊敬すると同時に、
まだHさんの半分も生きていないのにブーブー言っている藤本はもっと努力せねばと思った夜でした。
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