2017年5月27日

《続》ピアノは背中で弾く?!

ピアノは背中で弾く?!

あの演奏を聴いてから、安いスピーカーから流れてくる音楽が聴けなくなってしまった。
聴く気がなくなってしまったと言った方が正しいのだろう。

さて、先日ピアニストのHさんとトレーニングが終わり、
お茶を飲みながら話していたら、目の前を猫がゆったりと歩いていった。

僕がボソリと
「なんともいい(しなやかな)脚の動きですね。」
とつぶやいたら、Hさんが突然、
「わたし、チーターが好きなの。チーターが歩いている動きを研究していたら、背中の方から指先へ力が伝わるように動くの。それを(ピアノを弾くときに)マネしてみたらいいんじゃないかと思って。」と。

『そうだったのか!?』
そんなところからヒントを得て、イメージを体の動きにつなげていたことに驚いたのでした。





『枕のストレッチ』春は、背中。

春ですねぇ。 春と言えば有名なのが、清少納言の 『枕草子』 春は、あけぼの。 やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる。 【現代語訳】 春は、夜明け(がいい=趣がある)。 だんだんと白くなってゆく山際の空が、少し明るくなって、紫がかった...