2020年3月30日

春のけんこう

(株)社会保険出版社様から発行されている2020年春号「春のけんこう」で、私・筋肉デザイナー藤本陽平が楽らく筋肉トレーニングを監修させていただきました。

今回は、お馴染みの「おしりプリっとスクワット」を紹介させていただきました。

保険事業の刊行物ですので、お見かけした方は是非チェックしてみてください!

2020年3月26日

シンメトリーな男

昨日の夜、仕事を終えて帰り路を歩きながら、ふと
自分がつまらない男になってしまったなと考えてしまいました。

いつからか覚えていないけれど、
左右対称でないことが気になってしまうのです。

例えばスポーツ、
武道は姿勢は良くなるイメージだけど、
正対(まっすぐ向き合う)ことより、
半身(片足を前に出した状態)で構えるため筋肉のつき方が歪む。
自分でやるとすると、そんなことが気になる。

ウインドサーフィンは、体を左右同じように使い、
ジグザグに進むので気に入っている。

例えば、座る・立つ位置。
以前、二本立ての映画を見た時に、
一本目は左寄りの席しか空いてなかったのでそこに座って、
二本目は右寄りの席に移動して観る。
※家具の配置やモノの置き方は左右対称でなくても気にしない。

他にも、自宅のトイレの便座に座る・便座から立つ時は
たまにわざと逆方向にくるっと回る。

ベッドで寝るとき、基本は上向きだけど、寝返りは気がついたら左右に交互に。
頭と足の向きもたまに変える。

靴をはじめに履く足、階段を昇り始める一歩目、
服の袖を先に通す腕、歯ブラシを持つ腕、
そんなことも気になるのでなるべく左右対称にしている。

時計・箸・ペンを持つときは対象でない。

職業柄、体のバランスを気にしているというと聞こえはいいけど、
なんだかつまらない男になってしまったなと感じた夜でした(笑)





2020年3月10日

限界を超えると見えるものがある!?


通常の授業に加え、
資料作りや事務作業で、
長時間のPC作業が多く、
いつも腕がパンパンに張っているMさん。

ところが、ここ数日
チャットで一度に複数相手の授業に変わり、
キーボードを打つ量がとんでもなく増えた。
しかも、相手が待っているので早いスピードで。

私は、『さぞかし腕がお疲れだろうから
少しでも楽になるようにほぐそうか』と思い、
腕を触った瞬間驚いた。
前腕がフニャフニャにほぐれていたのです。

長時間のPC作業は体に負担をかける、と言われているし、
私もそう信じていたのですが、
この現象はいったいどういうことなのでしょうか。

恐らくですが、とことんキツイ状態になると、
無駄に力を使うともたないし、
カラダの方がこわれてしまうので、
それに対応しようと、ちょうど良い力加減と、
疲れない動作が身につき、
動かし続けるうちにほぐれたのではないかと。

限界を超えるとなにかが吹っ切れるのでしょうか?!

体はまだまだわからない。

2020年3月5日

まずは呼吸 ~きちんと吐く~

「『息』という字は、自らの心と書きます。
あなたの心の状態が、呼吸(=息)に現れます。」

漢字って、良く出来たものだと感心します。


先日のブログで「まずは呼吸」と書きました。
すると、「次はなんだ?」と言う声があったので続きを。


横隔膜ほぐしで、いつもより深く呼吸が出来るようになると
それだけでも随分と楽に感じると思うのですが、
次にやるとしたら「きちんと吐く」ことをお勧めします。

「吸って吐くから呼吸だ!」
「いや、吐いて吸うから呼吸だ!」なんてことは、
どっちでもいいのですが、
個人的には、『吐けば、自然と必要な分だけ吸う』
のがシンプルでよい呼吸だと考えています。

学生時代に、水泳の授業中に過呼吸になった友人が、
「もっともっと吸わなきゃと考えていると、過呼吸になってしまう。」
と言っていたのを思い出します。

そこで、しっかり息を吐けるようにするのにお勧めなのが、
『骨盤倒し』

やり方は簡単。
足がしっかり床につく高さの椅子に座って、
足は楽な幅に開いて、手は出来れば腰骨か腰にあてる。

そして、腰を丸める(骨盤をうしろに倒す)。
丸める時に息を吐く。
試しに吸ってみてもいいけれど、吐いた方が圧倒的にやりやすいはず。

しっかり吐けたら、まと元に戻って繰り返す。
5回も行えば十分かと。

精神的に、『なんかやらなきゃ』
『あれも欲しい、これも欲しい』『もっと頑張るぞ』
となっているような交感神経が活性化している時は、
息も吸って、吸って、、、な状態にもなると言われている。

吐けば、必要な分は吸える、はず。

今回は「きちんと吐く」方法について書いてみました。
呼吸は、吐く方を意識する。
白鵬を意識する。と覚えてもいいですね。


「『息』という字は、自らの心と書きます。」

個人的には、
「『大便』という字は、体からの大きなお便りと書きます。」
が好きなのですが。関係ないか(・∀・)


2020年3月3日

まずは呼吸

去年10月、台風19号のときにテレビを観ていると、
NHKのアナウンサーが
「ストレッチしてください。深呼吸してください。」
と言っていたのがとても印象に残っている。

不安な時は、いつの間にか体も心も緊張する。
そんな時に、少しでも気持ちと体を変えられるのが、
ストレッチと呼吸法。

ただ、深呼吸しようとしても、
体が緊張していると、深く呼吸をしようとしても出来ない。
動かないものを、動かそうとしても、動かない。

それを動くようにするのに、
効果的でおすすめなのが
『横隔膜ほぐし』

横隔膜とは、肋骨の内側にあり、
呼吸するときにメインで働く筋肉。
直接触れないけど、このほぐしをすると働きが良くなり、
自然と深い呼吸が出来るようになるのを感じられるはず。
特に緊張体質の方は。

やり方は、上向きに寝て、両手の指で肋骨に沿って押していく。


はじめは真ん中のほうから、徐々に外側に向けて押していく。
息を吐きながら、押さえていくとやりやすい。
真ん中あたりは腹直筋のせいで指が入りにくいけど、
横に行くにつれて指が入りや少なるはず。
ゆっくり2~3往復ほどするといい。

ただし、なんでもやりすぎは注意。
押してみてスッと指の第一関節くらいまで入る時は、やる必要なし。
その時は他のストレッチを行ってみてください。

「ストレッチしてください。深呼吸してください。」

【おまけ】
以前『横隔膜ほぐし』をやってみたKさんの感想
「驚くくらい呼吸が楽になりました。ヨガをやっている時に、
深く呼吸をして下さいと言われても、
なかなかできなったけど今なら自然に出来そう。
背中のハリも楽になりました。」





ノーコンティニュー ノーゲイン

No pain,no gain.(ノーペイン ノーゲイン) この言葉をご存じですか? 筋肉業界には「痛みなくして成長なし」という 格言のようなものがあるのですが(笑) 先日、スタジオに初めて来られたお客様が、 後日メッセージをくださり、そこには 「〝ノーコンティニュー ノーゲイン...