2025年6月18日

「座る」って、やっぱり危険な動作なんだ

 


「座る」って、なんて危険な動作なんだ――

そう思わされるエピソードを、立て続けに2件も聞いた。

ひとつ目は、ペディキュアで2時間。
もうひとつは、映画館で3時間。

どちらも「キレイになった」「映画面白かった」と満足そう…でも、最後の感想が「尻が痛い」。

美とエンタメの代償が、お尻に来るとは。

他にも、仕事、運転、読書…
「座る」そのものというより、無意識に座り続けている状態が、意外とタチが悪い。知らぬ間にお尻がSOSを出しているなんて。

2件のエピソードから、

お尻を伸ばす + 体の前面の筋肉を伸ばす

×

習慣にする

のはやっぱり必要だと感じますね。


ついでにもう一つ。
座ってて尻が痛くなったという方の知人に、ゴルフのハンディが「0」という超上級者がいて、そんな彼女でも、「運転は体にとって相当リスキー」と捉えていて、運転中も信号待ちなどで常に体を動かすそう。

「現地についてすぐプレイ」なんて、うまくいくわけがない、と。

…確かに、そのとおり。

とはいえ、運転のレベルにもよるから、
「あなたも自分に合った“ほぐし方”を見つけるのが肝心よ。」とアドバイスされたそう。

すごい方ですね!

2025年6月17日

はじめて高尾山に登頂


昨日はじめて高尾山に登ってきました。


これまで周りからは

「タカオ行ってきたよ〜」とか、

「子どもと一緒に“ちょっとキツい”って言われてる5号路登ったけど、意外と平気だったよ〜」

なんて聞いていたので、私の中ではなんとなく

「友達のタカオ君とちょっと会ってきました」程度の話にしか聞こえていなかったのですが、、、、、

ナメていました( ;∀;)

キツいですやん!


登り方には1号路から6号路まであるらしいけど、

最初に目に飛び込んできた6号路(小川に沿って歩くコース)がなんか呼んでる気がして、

『よし、ならば行きましょう。』と。


で、いざ歩きはじめ5分——

「う~ん、溢れる緑、鳥の声、川のせせらぎ、いいじゃない!タカオ!」

こういうの、最近は“Retreat(リトリート)”…非日常に身を置き、静養する=旅行、森林浴。
って言うんですかね?

なんだかとてもいい。


10分経過ーー

後ろからグングン追い抜いて速足の女性たちを見ながら、

高尾山口まで向かう電車の中で読んだ本「歩く」

「人間にとって最も効率のよい歩行時速4〜5キロ」って書いてあったのを思い出し、

『まぁまぁ、そんなに焦りなさんな。道は長いんですから』と、謎の上から目線で見送る。

※その女性たちは私が頂上に着いた頃には、すでに休憩を終えて下山を始めていました( ;∀;)


40分経過ーー

アクシデント発生。

木の根でツルッと滑り、なんとか転ばずに耐えたものの、

左ひざ裏に「ピキィッ!」とイヤ〜な感触。

明らかに、普段は絶対伸ばしていない角度+瞬間最大負荷。

歩けはするけど、違和感がずっと残る。

ジョギングシューズ、寝不足、空腹、登山ビギナー…全部が重なっての一撃。

都会の舗装道って、ほんと親切だったんだなって、山の中で痛感。

(いや、でも数日前に、駅の点字ブロックで滑って転んだ男性のお客様もいたな(;^_^A。都会も自然も安全第一。)


一時間以上経過(疲れて時間を覚えていない(;^_^A)ーー

それでもなんやかんやで登頂成功!

頂上からの景色は写真のとおり最高で、「うん、たまには自然に抱かれるのもいいもんだ」としみじみ。

でも思っていたより歩数が多くないことに気づく。

「(都会の)特に注意することなく歩く1万歩と、(自然の)一歩一歩足場を選びながら歩く1万歩は違う」というようことが先述の本に書かれていたのを思い出す。



頂上で休憩を終え下山ーー

さて、下りは“余裕あり”と事前に聞いていた1号路をチョイス。

…ところが!?


「どこが余裕やねん!?」

延々と続くかなり急な下り道に、心の中でツッコミまくり。

さらに『これ、明日は確実に太ももが筋肉痛だな。。。』と少し心配も。


下る途中ですれ違う笑い話をしながらジョギングで登ってくる部活動の若者に驚き、

超ラフな格好で登ってくる外国人グループに「そう甘くはないよ」と心の中で笑い、

まだ小学生にもなっていないような子供が無邪気に登ってくる姿に無限の可能性を感じ、

私は「とにかく早くビールが飲みたい」という希望だけを胸に無事下山しました。



人生初の高尾山、

百聞は一体験にしかず!?

体も心もリフレッシュ&鍛えられたような気がします。

また行ってみ、、、よ、、、、は、どうかわかりませんが(笑)


ところで!

今のところ、筋肉痛の気配が…ゼロなのですが、

あれ? これ、まさかの“明日くる”パターン?!

2025年6月15日

胸と腕のコリがとれる〝きらきらストレッチ〟

 もうすぐ七夕。

きらきら星の歌に合わせて、腕と胸のコリ・ハリをとるストレッチをご紹介します。

名付けて〝きらきらストレッチ〟(いつもながら適当なネーミング( ´∀` ))


動きは2つです。

①腕を体の前で交差する ②腕を体の後ろに開く

これだけ!

なのですがポイントがあります。

4段階でおこないますので、是非このブログを見ながらご一緒に!(座ったままでOK)


一段階目 「〝手〟を動かす」
①手を体の前で交差する ②手を前向きに開く

二段階目 「〝肘〟を動かす」
①肘をなるべく前に向ける ②前腕を上に向けるように肘を開く

三段階目 「〝肩〟を動かす」
①(これまでの動きをやりながら)肩を前に出す ②肩を後ろに引く

ラスト!四段階目 「〝肩甲骨〟を動かす」
①肩甲骨を外側に広げる ②肩甲骨を背骨側に寄せる

はじめにお伝えした2つの動き

①腕を体の前で交差する ②腕を体の後ろに開く

横から見るとこんな感じです。

この運動のポイントは体の〝中心から末端に〟向けて動かすこと!
体の中心に近い肩甲骨から、力が伝わって手の平、
もっと言うと指先に向けて動くように。

とは言っても難しいので、あまりストレッチに慣れていない方は、
初めのうちだけ逆に〝末端(第一段階の〝手〟)から行ってみて下さい。

2~3日ほど意識して動かすことで、気持ちよく&効率よく
腕や胸の筋肉がストレッチされる感覚がわかってくると思います。

おススメの回数は5~10セットくらい。


私は『腕が疲れてるなぁ』と感じるときは歩きながら行っています。
スッキリしますよ!


〝たなばたストレッチ〟
じゃなくて
〝きらきらストレッチ〟
きらきら星の歌のリズムに合わせて、是非お試しください✨












 

2025年6月11日

紫陽花

今朝、お客様が庭に咲いていた紫陽花をプレゼントしてくださいました。

めちゃ嬉しい😆

よぉく見てみると、がく片(花びらではなくないんですよね)は"リトマス紙"に似ている。

リトマス紙は、酸性だと青に変わり、アルカリ性だと赤に変わる。
覚え方は、「坊さん(酸)飲んで青くなり、借金アルカリ赤くなる」とWeb上にありました(笑)

そして、「紫陽花の色はリトマス紙と逆!」と覚えればいいそうで、酸性の土壌だと青になるそう。

それにしても、紫陽花という漢字。
紫+陽+花、これまた美しい。

なんだか小学生の勉強の復習のようなブログになりました。

高島屋(タマタカ)に植えてあるこれも紫陽花の一種だそう…合ってますかね?!



2025年6月10日

「夏直前のかかとチャレンジ!」

一度はじめたら、なかなか元に戻れない習慣のひとつ「サンダル」。

『靴が面倒になって、サンダルしか履かなくなるだろうなぁ・・・』
と、なんとなく我慢していたのですが、とうとう昨日履き始めてしまいました。

サンダルが快適なのは良しとして、少し気になるのがかかとのカサカサ、または人によりガサガサですよね(笑)


自分が20・30代の頃は年上のクライアントのかかとを見て「なんであんなにかさつくのだろう?」なんて不思議に思っていました。
ですが、50を目前にした今、しっかり自分のかかともかさついています(ご多分にもれず…)。


そこで、
「そうだ、今年の夏はかさかさを改善しよう!
どうせなら股関節の柔軟性も一緒に!」

名付けて、
「夏直前のかかとチャレンジ」を行うことにしました。


股関節には6種類の動きのうち、
あぐらのような「外旋(がいせん)」
お姉さん座りのような「内旋(ないせん)」という動きがあります。

外旋が苦手だと、内側に体重がかかりやすくかかとの内側がかさつきやすい

逆に内旋が苦手だと、かかとの外側がかさつきやすい。


私の場合は内旋が苦手なタイプ。
だからかかとの内側よりも外側がかさついています。


そこで、お風呂上がりに〝ちょ~適当ですが〟かかとにクリームを塗ることにしました。(これは単に保湿のためです。)
その時に、ひざ下を外に向けて足を台に乗せ、かかとの外側にクリームを塗ります。
ーこれで自然に「股関節のストレッチ効果」も得られます!
こんな形👇


逆に外旋(あぐら)が苦手な場合はこちらがおすすめ👇




おそらく2週間も続けると効果が出るのでは⁉と想像しています。


動かさないから硬くなる。
硬くなると、ますます動きたくなくなる。
これまで自分でも避けていた動きを、日常に組み込んで一石二鳥効果を得たいと目論んでいます( ̄ー ̄)ニヤリ

「夏前のかかとチャレンジ」あなたも一緒にやってみませんか!?!?!?




2025年6月3日

マウス筋ストレッチで巻き肩を改善!

まず巻き肩って何だ?

巻き肩とは、横から見たときに肩が耳より前に出ている状態のことを指します。

巻き肩の原因は?

一般的に、巻き肩は背中や胸の筋肉の状態が悪いことが原因とされています。
しかし、デスクワーク中心の方々は、手や前腕、上腕などの末端部分が原因となっている場合も多いようです。
特に、手のひらを下向きにしてマウスを使う姿勢が影響しているかもしれません。

もし、マウスが親指を上向きにしてスキーのストックを持つような形だったならば・・・
あるいは手のひらを上向きにしてブランデーグラスを転がすような形だったならば・・・
もしかしたら人間の体ももう少し良くなっていたのではないかと思います。

そんな妄想はさておき、腕が凝っている方は、腕をほぐしたりストレッチをすると、自然に肩が開き、巻き肩が解消されることがよくあります。


巻き肩解消のためのマウス筋ストレッチ🐭

【やり方】
右・前腕(手から肘まで)を、左・手のひらで下から“グッ”っとつかんだまま、
右・前腕をクルクル捻るように回す。
(骨と肉をズラすような感覚というのかなぁ。)

左手でつかむ位置を少しづつずらしながら、10~20回繰り返します。

これらのストレッチを日常的に行うことで、巻き肩の改善が期待できます。
デスクワークの合間に取り入れて、肩の健康を守りましょう!

ちなみに私は歩きながら行っています(笑)



2025年5月27日

6月のオンライントレーニングスケジュール

 

Aコース「股関節スローストレッチ」
6/14.21.28(土) 10:00~10:40 【全3回】

Bコース「5分間チャレンジ」
6/14.21.28(土) 11:00~11:40 【全3回】



2025年5月21日

立てば芍薬…そういうことだったのね


5月は芍薬が綺麗ですね。

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」なんて言いますが、前からちょっと気になってました。
芍薬って確かに美しいけど…あの頭、ちょっと大きすぎません? 
なんだかモヤモヤしていたんです。

ところが!
 最近になって、この言葉の意味を知ってびっくり。
実は漢方の生薬の用い方を由来しているそうです。
参考にさせていただいたブログ とてもわかりやすい!

なるほど、芍薬も牡丹も百合も、ぜ〜んぶ漢方薬だったんですね。

2025年5月14日

『PHPからだスマイル』6月号に掲載されました!


なんと…!

1月号から始まったストレッチ連載も、ついに6月号でフィナーレを迎えました。

半年間お付き合いいただいた皆さま、本当にありがとうございました!


テーマはズバリ「寝たままストレッチ」。

寝たままでいいなんて、ズボラさんにも優しい、まさに“続けられる”ストレッチです。(もちろん、サボりすぎ注意ですが!笑)


私たちが目指すのは、10年後もスッと立てて、サッと歩ける体。

「立つ・歩く」を当たり前にするために、今日もゆるっと寝ながら体を伸ばしていきましょう!


ぜひ6月号もチェックしてみてくださいね~!

PHPからだスマイル6月号(5/10発売)



2025年5月8日

「手がオーケストラ指揮者になった日」

ゴールデンウィーク、ふと思い立ってラ・フォル・ジュルネへ音楽を聴きに行ってきました。

クラシック音楽なんて、普段の私にはまるで縁のない世界。
けれど、チケットのお値段も、開催時間も、初心者の私には「ちょっと試してみるか」と思わせる絶妙な感じで、なんだかんだで3年連続で通っています(笑)

で、聴いてみたら……これが、良かったですねぇ。
特に最後に聞いたピアノの音が素晴らしく、終わってからしばらくは、他の余計な音を入れたくない心境になりました。

でも驚きはその翌日、もっと不意打ちでやってきました。

ストレッチの施術中、なんだか自分の手が“いつもと違う”のです。
いや、正確には“触るリズム”が違う。
ゆったり、優雅、どこかメロディアス。

『あれ?これ、昨日のオーケストラのリズムじゃないか…?』

まるで自分の手が、指揮者の baton(バトン)にでもなったみたいで。
「音楽って、筋肉にも染みこむのか…?」と本気で思ったくらいです。

ちなみにその感覚、二日後にはきっちり消えてましたけどね。
でも、音楽とカラダの意外な関係に気づいた、小さな発見でした。

2025年5月4日

心地よい5月の朝に

今日は、まさに「心地よい」という言葉がぴったりの5月3日。

そんな穏やかな日差しのなか、文京区にて「股関節スローストレッチ」を行いました。

そこに参加されていた90歳の女性のお客様がセッション後、深くリラックスされたご様子で、ぽつりと一言。

「瞑想状態…」

思わず笑ってしまいました。
…極めてらっしゃる(笑)

90歳とは思えない感覚の鋭さと表現力に、こちらが学ばされることばかりです。

体がゆるみ、呼吸が深まり、心まで静かになる。
ストレッチには、そんな不思議な力がありますね。

「座る」って、やっぱり危険な動作なんだ

  「座る」って、なんて危険な動作なんだ―― そう思わされるエピソードを、立て続けに2件も聞いた。 ひとつ目は、ペディキュアで2時間。 もうひとつは、映画館で3時間。 どちらも「キレイになった」「映画面白かった」と満足そう…でも、最後の感想が「尻が痛い」。 美とエンタメの...