湯たんぽ
ではありません。
弾力のあるゴムのような素材で指で押してみるとじんわりと凹む。
この上で片脚立ちを行うと、はじめのうちはぐらぐらする。
足裏全体でうまくバランスがとれていないと、カカト側や外側に沈み込む。
慣れてくる(筋肉がうまく使えるようになる)とピタッととまれる。
他にも肘・膝・掌など体の一部の下に置いてスタビリティを鍛えるのが
このスタビリティトレーナーの目的。
『スタビリティってなんやねん?!』ですって?
スタビリティ(stability)は〝安定性〟
ここ2・3年で頻繁にスポーツ用語として使わだした(と感じる)言葉だけど
たとえば足首をしょっちゅうグニャッと捻ってしまうのは
足首のスタビリティ(安定性)が弱い証拠。
ほかに階段を上るときに前に出した脚の膝が内側に入ってしまう人は
「膝のスタビリティを強化しましょう」となる。
ついでに説明するとスタビリティ(安定性)ともれなくセットでついてくるのが
モビリティ(mobility)=〝可動性〟
片脚立ちをして、反対側の脚を前後に大きく動かす際に
軸になる脚の足首・膝・股関節に求められるのはスタビリティ
動かす脚の股関節にはモビリティ、というように。
なんだかやたりと〝びりてぃ〟〝びりてぃ〟と言ってますが
体は柔らかければいいってもんではないのですね。
美しく見えるダンサーも、
豪快な動きを見せるスポーツ選手も、
階段を昇るおじいちゃんも皆
軸がしっかりしているから、大きく自由に美しく動けるのでしょう。
「軸がしっかり、僕はうっかり
股関節ストレッチスタジオ Natural Movement」