今日は8月30日。もう“夏”も終わるのかと思うと少し寂しい気分です。
とか言いながら、やっぱり“秋”はいいねえなんて言うのですが。
ここ数年、毎年八月は長野県に行き、ジュニア(主に小学生から大学生)の
フィギュアスケートの運動指導に行っているので、
夏はどうしてもその思い出というか、印象が強く残ります。
今年指導していて一番うれしく感じたことは、『怪我が減った』ということ。
トレーナーをしていて、成績が良くなることももちろんうれしいのだけど、
それよりもまずは怪我をしないことが重要だと思う。
体のどこかを打ったり、切れたりのような突発的な傷害は仕方がないけど、
足首や腰が痛いと言って途中で練習が出来なくなる子がいなかった。
たいていはハードな練習が増え、おまけに練習時間も長くなると、
どこか痛くなって練習を続けたいと思っていても、出来なくなるのだけど。
去年と何が変わったのか(変えたのか)???
自分なりに考えてみたら腹筋をやめたのがよかったのかと。
『スポーツに腹筋は必要でしょ?!』と思った方、「もちろん」必要です。
でも去年の12月に筋肉業界を激震させるニュースが入ったのです。
これ→腹筋は時代遅れ
腹筋をやりすぎると腰(背中)を痛める人が増えていると。
コンタクト(ぶつかる)スポーツの場合は別ですが、
腹筋は姿勢を維持するのが目的。
縮む力(体の前面にある腹筋)が強くなりすぎると、
反対側(後面の背中・腰)は引っ張られて常に負担がかかってしまう。
では、腹筋はやらなくていいのか?
そうではなく違う方法で鍛えるようにしていくと良いのです。
代表的なのがプランクポーズ。
腹筋はどれくらい強いのがいい??
ジャンプして着地しても体幹がぐらつかない、
おまけに背中に溝が一本走るくらいかな。
なんでもそうだけど、トレーニングでも
数年前までは良いと言われていたことが変わっていきます。
それに合わせて変化していかないとな。
大学生のMちゃんに「これで筋肉ほぐしなさいね」と言って
何年も前にプレゼントしたラクロスボール。
てっきりもう使っていないと思っていたのが、
こんなに使い込んで(もとは真っ白(^-^;)
セルフケアが出来ている証拠
嬉しかった。
先週土曜日にこんな格好で子供たちの指導に行ったら
「24時間テレビで一緒に走ってる人みたい」と言われた。
確かに(;´・ω・)
よく気づくよな。感心させられました。
それとも、そんな日にこの格好をする私が鈍感なのかな(笑)