2025年10月14日

伸びを感じる部分は引き締まる




ストレッチで「ここが伸びてる~!」と感じる部分は、実は引き締まっていく部分。
逆に言うと、伸びを感じられないところは効果が出にくいんです。

さて、あなたの気になる部分——鈍くなっていませんか?


では、どうするか。
まずは"鈍い部分"をよく触ることから。

お尻の下や二の腕にできやすいセルライトは、"死んだ脂肪細胞"なんて呼ばれることもありますが、
まずは手でよく触って、その下にある筋肉の存在を感じてみましょう。


次に、伸ばしながらいろんな方向に動かす。
ここがポイントです。

人の体は、前後左右だけじゃなく、斜めにも、回旋方向にも動く。
足も腕も胴体も、ほぼ360度、筋肉で包まれています。
だから、いろんな方向に動かすことが大事なんです。


私のレッスンでは、動きが多くて「大変~!」と思う方もいるかもしれません。
でも、それはいい結果を出したいから。
(…と、自分に言い聞かせている部分もありますが(笑))


これから寒くなる季節。
厚着して、動かず、ますます鈍く…なんてことがありませんように。
"感じるストレッチ"で、身体を目覚めさせていきましょう。

2025年10月7日

10月におすすめのストレッチ

 

タオルの使い方には

「体を拭く」「枕カバーにする」「緩衝材として使う」

等々ありますが、

「ストレッチ」にも使えることをお忘れではありませんか?!


社会保険出版社のサイトより

10月にオススメにストレッチとして

「タオルスイング」が公開されていますので、

是非、一緒におこなってみてください!

動画も観れますよ✌





【一日講座のお知らせ】


開催日時:10月31日金曜
                      10:00~11:30

場所:朝日カルチャーセンター新宿

※受講をご希望で会員でない方は、私宛にメールでご連絡をいただけますと幸いです。

2025年9月28日

10月オンライントレーニング

秋の健康に関する格言3つと「藤本オリジナル版」を。


格言1「天高く馬肥ゆる秋」
空が澄み渡り、日中には暑さも和らぎ、心身ともに快適に過ごせる秋がようやくやってきましたね。

「天高く腕伸ばす秋」 (藤本オリジナル版)
ところで、一日のうちに何回くらい腕を上に伸ばしましたか?
腕を肩よりも上にあげることで猫背や肩こりの解消に役立ちます。
気持ちの良いお天気の日には、とりあえず空に向かってバンザイしましょう!


格言2「秋茄子は嫁は食わすな」
秋茄子は美味しいので嫁に食べさせるのはもったいないと、姑が嫁に対する意地悪な意味で使う場合と、
茄子は体を冷やす効果があるので、姑が嫁の体を優しく気遣うという意味で使われている説があるそうですが…

「足裏は他人(ヒト)に揉ますな」 (藤本オリジナル版)
人に揉んでもらうマッサージも気持ちがいいものですが、
出来る限り自分の体は自分でケアする。
出来れば週に1・2回は、足をほぐしましょう。
※自分の足を触るためには、お尻の柔軟性も維持も大事!


格言3「柿が赤くなると、医者が青くなる」
秋の味覚である柿が豊富に実り、人々が元気に過ごせるため、病人が減って医者が青ざめるという意味。
こんな格言、調べながらはじめて知ったのですが…

「(オンライントレーニングの)参加者が減ると、藤本の元気がなくなる」 (藤本オリジナル版)
さぁ皆さん、10月も是非ご参加ください(笑)
お待ちしています!

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《10月のスケジュール》

Aコース「股関節スローストレッチ」
10/11.18.25(土) 10:00~10:40【全3回】

Bコース「5分間チャレンジ」
10/11.18.25(土) 11:00~11:40【全3回】


★1回無料体験プレゼント★ 先着5名様
ホームページまたはメールinfo@akarada.comでお申込みください。

2025年9月20日

「(いつの間にか)土踏まずができていた」

「わたし、なんか…土踏まずができてきたんですけど!」

今日のセッションでお客様がぽろっと言った一言。


もともと腰の狭窄症で通い始められた方で、

ずっと「偏平足」と言われ続け、土踏まずなんてないものだと思ったようですが

それが最近、足元を見てみたら……

「あれ? ちょっとアーチっぽいのができている」


ちなみにこの方、

・タオルギャザーを必死にやったわけでもなく、

・足裏ほぐしを毎日行ったわけでもなく、

私もむしろそこは放置。


じゃあ何をやったのかというと――

姿勢を整えて、歩き方を変えただけ。
  

特に「腰が丸まっていた」のが「シュッ」と伸びたのが大きな変化。

そして今では腰の反りが出てきた。


人によっては「腰が反ってる=悪い」と思いがちですが、

いい方向にいっている証拠。

人間の腰にはもともと反りがあるのです。

高齢になって反りすぎている人は滅多におらず、

むしろ反りがなくっている方が圧倒的に多いと思う。


このケースでは“必要な反り”が戻ってきたことで、

結果的に足のアーチまでできちゃった。


「土踏まずって、足だけじゃなくて、やっぱり真っ直ぐ立てて、

きちんと歩けることで出来てくるのだ。」

そんな発見の一日でした。

2025年9月17日

夢のような体験!アナログな方法で足形をとってもらう

今週月曜(祝日)、

二子玉川駅近くのオープンスペースで「敬老の日」に

ちなんだイベントがいくつか開催されていました。


その中の一つに、足形をとるというのがありまして、、、


足を計測することに関しては、

なぜかすごくテンションが上がってしまうんです、私。


これまでにもそういうのをやっているのを見つけると、

いそいそと裸足になり計測してもらい、

「自分の足のデータをもとに体の状態や動きについて考える」

のが好きみたい。


そして、今回もかなり興奮した状態で申し込みを済ませ、

自分の足を測ってもらってきました。


ただでさえ興奮している私を、さらに興奮させたのが計測の方法。

アナログ(手作業)なんです!!!


これまでにデジタル、3Dなどで測ったこともありますが、

精密機械がゆえに、二回測ると全然違う結果が出た、

なんてこともあり、

いつか手作業で測ってもらいたかったのです。

私にとっては夢のような体験です!

さて、方法はまずはフットプリンターという台に

片足ずつ立って、足形と足圧をとります。

足形はどんな形をしているか。

足圧は、どこに体重がかかっているか。

カカト重心で立っていると、指に体重がかかっていない⁉

なんてことがわかります。


次に定規のようなもので足長(足の長さ)を測ります。

ちなみに人によって親指が一番長かったり、指の長さが同じだったりしますが、

私の足は人差し指が最も長いラウンド型。

左右で 0.5ミリ差がありました。 


そして、足幅(足の横幅)と

足囲(親指の付け根と小指の付け根)を測ります。

ここから自分に合った靴をアドバイスしてくださるのです。


写真を見てのとおり、私はかなり横幅が広く、

仕事で快適に履ける靴は限られているので、

いつも履いている靴を伝えたら「そのままでいい」というか、

「それしかないから仕方ないよね(;^_^A」というような。


足って、パンでいうと“バゲット”のような細長い形を

イメージされる方が多いと思いますが、

私の足はパンで言うと“クリームパン”みたいなんです( ´∀` )。


とってもいい経験をさせていただき、

足の専門家の方々から様々なアドバイスが頂けました!

早速、普段の運動指導の現場で活かしていきたいと思います。


記念の足形は、額に入れて、

しばらくスタジオの更衣室に飾っていようと思います。


これを見たお客様が「なんじゃこれ!?」ってなるとは思いますが、

足に向き合うきっかけになればいいな。




 

2025年9月12日

30歳超えたらストレッチ!


先日、初めてスタジオに来られた30歳をほんの少し過ぎたお客様から、「30過ぎてからなんだか疲れが抜けない」と言うような言葉を聞きました。

20代までは多少無理をしても回復できていた体も、30歳を超えると少しずつ変化が表れてきます。
でも、20代前半が成長のピークとは聞いても、まだまだ全然動けそうな気がするし、衰えなんて感じませんもよね。

そうは言っても、筋肉の柔軟性が落ちて血流が滞りやすくなったり、肩や腰に疲れを感じやすくなったり。
これは自然なことですが、そのまま放っておくと疲労感が慢性化してしまいます。

私自身も30代半ばまでは筋トレ中心の運動を続けていました。
しかし、ある時から「体の重さ」や「回復の遅さ」を感じるようになり、思い切ってストレッチを中心に切り替えました。
すると驚くほど体の調子が良くなり、疲れにくさだけでなく、動きやすさも取り戻せたのです。

ストレッチは筋トレのように負荷をかけるものではありませんが、関節を守り、筋肉をしなやかに保ち、血流を良くする力があります。
30歳を超えたら、体を「鍛える」ことよりも「整える」ことを意識する――それが、長く元気でいるための第一歩だと思います。

「最近なんとなく疲れが抜けない」と感じている方は、ぜひ一度ストレッチを取り入れてみてください。
きっと体が素直に喜ぶのを感じられるはずです。

2025年9月9日

「重陽の節句」に腸腰筋を想う

 

今日は健康と長寿を祈る「重陽の節句」

陰陽で、陰は偶数、陽は奇数。
その奇数(陽の数字)の中で最も大きいのが〝9〟。
それが重なるので重陽。

そして、重陽といえば思い出すのは
私の誕生日と腸腰筋ですね。
ですよね?!

誕生日はさておき、この腸腰筋。

健康で元気に動き続けるためには、
体の中で最も重要な筋肉!
だと私は考えています。

このブログでも何回か書いたことがあると思うのですが、
(しつこいですがお付き合いくださいね(*´σー`))
どこか一箇所だけ運動するとしたら、股関節。
そして、どれか一つだけ鍛えるとしたら、腸腰筋。

それくらい私にとって腸腰筋は魅力的な筋肉です。
しかも謎めいている。
(肉屋さんでもヒレ肉“シャトーブリアン”は一番高いですもんね!?)

立って歩く(二足歩行)をために重要な腸腰筋。

これからも、どうすれば体がより良く動けるのか、
また、いつまでも痛みなく良い状態を保てるのか、
そんなことを学びと多くの人の身体を見させてもらいながら
探していきたいと、重陽の日に想いを巡らせています。



2025年9月4日

病院の待合室で、なぜか私は元気になる…!?

病院といえば、体調が悪いときに行く場所。

でも私はちょっと違います。


待合室の椅子に腰をかけると(病院には行っているのですが(;^_^A)…なぜか元気になってしまうんです。

なぜなら―― 椅子でストレッチ を始めてしまうから!


となりに人がいない椅子で浅く腰かけて、ちょっと股関節を動かして、

「あれ、意外とここが硬い?」「あぁ、軽くなってきた!」

なんて思っているうちに、

気づけば「病院?…まぁ今日はいいか」と思えるくらい元気に。

もちろん、これは半分冗談ですが(笑)、


本当に 椅子を使った股関節ストレッチ には、

体をラクにして、気分まで前向きにする力があります。


そこで今回、そんな“待合室”でも役に立つ!?を講座を企画しました。


10月31日(木)開催

「転ばぬ先の股関節・椅子ストレッチ」一日講座

場所:朝日カルチャーセンター新宿

・姿勢の崩れが気なる方
・膝や腰に不安がある方
・「最近ちょっと歩きづらいな…」という方

詳細はこちら→ 転ばぬ先の股関節 椅子ストレッチ



椅子さえあれば大丈夫。

気づけば「病院より、ストレッチに行きたい!」と思えるくらい、
体も気分も元気になるはずです。

どうぞお気軽にご参加ください。


 



2025年9月2日

9月オンライントレーニングスケジュール


【9月オンライントレーニング】

Aコース「股関節スローストレッチ」
9/13.20.27(土) 10:00~10:40 【全3回】

Bコース「5分間チャレンジ」
9/13.20.27(土) 11:00~11:40 【全3回】


★詳細・お申込みは★★→ホームページ←★★からお願いいたします
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暑い日が続きますが、お変わりありませんか。

毎日まいにち、長時間エアコンや扇風機に頼っていると思わず「壊れないかな」と心配になりますが、さすがに家電のプロフェッショナルが作ったもの。
よく働いてくれます。

ただし―
長時間家の中でゴロゴロしてばかりだと、「人間の方が壊れるんじゃない?」という不安がよぎりますよね。
実際、体は動かさないと本当にサビついてきます。
これは家電より深刻です(^-^;

酷暑と体を動かすことの両立はとても難しいところですが、なんとかうまく乗り切りたいですね!

オンライントレーニングも是非ご活用ください!

2025年8月28日

膝が痛い時の歩き方

すごく膝が痛い時って、歩くどころじゃないけれど、

歩けるけれど〝膝の痛みが気になる〟ときってありますよね。

(恥ずかしながら、私もひざ痛経験者(;^_^です)


そんな「痛い時にオススメの歩き方」を参考①~④までに。

あくまで私なりのオススメですので、個人のご判断でお願いします。


① 足を見ない

足を見ないというか〝足が見えない〟ように歩くといったほうがいいかもしれません。

膝が痛いとついつい痛い側の太ももや膝に目が行きがちですが、それが前屈みの姿勢を助長してしまいます。

足を見る → 背中が丸くなる(骨盤が後傾)  → 膝が曲がる → 関節の負担が増える&太ももの外側が硬くなる&内ももが弱る という悪循環になるのを防ぎましょう。


② 骨盤を前傾させる

これはちょっと難しいかもしれませんが、これも①と同じ悪循環を防ぐ効果があります。

骨盤前傾は「腰を反らせる」のとは違って、結果として「腰が反る(自然な腰のカーブ)」のが理想。

前傾=腰を伸ばす(起こす)意識と言うとわかりやすいでしょうか。


③ 歩幅を小さめに

歩幅が広いと負荷が増します。

歩幅が狭くなるとスピードも遅くなるので、多少もどかしいかもしれませんが、たまには人生ゆっくりもいいでしょう!


④ 歩きはじめは痛くない足から先に出す

交差点、エレベーター、階段、すべての歩きはじめは、痛くない足を先に出しましょう。

痛い側の足を前に前に出そうとすると、腰が丸まりやすくなり、ひざへの負担が増えるため。


まずは痛みを出さないように心がけましょう!

2025年8月20日

「股関節を柔らかくする」「股関節を強化する」ってどういう意味?




高校野球、面白いですねぇ。
一生懸命に走り回っている姿に感動しきりです。

さて、スポーツ中継の解説を聞いていると
時々「股関節が〝柔らかく〟なった」
「股関節を〝強化した〟」なんて言葉が出てきたりします。

これは、決して骨や関節そのものを強くするということではなく、
股関節を支える筋肉を刺激して動く範囲を広げたり、
強さを高めるということですね。


ちなみに股関節の場所は、
前から見た時は腰幅を4等分にした左右の2カ所、
横から見た時は前後の厚みの2分の1あたりです。

漢字で書くと〝股関節〟。
たまにある間違いが〝股間節〟。

私が長年行っているのは、〝股関節ストレッチ〟。
たまに人に紹介されるときに
「こちら、〝股間ストレッチ〟の藤本さん。」
と間違われます。
こればかりは大きな違いがありますので、
是非とも、間違わないようにお願いいたします!