寒くなってきましたがカラダが固まっていませんか?!🥶
言葉で「寒い、さむい~」と言っているということは、
もちろん筋肉や関節にも影響はありますよね。
寒がってます(笑)
寒冷な気候では血流が減少し、柔軟性も低下しやすくなります。
そんな時は、寝たまま膝を抱えるストレッチを
交互に数回繰り返すだけでも
お尻や腰がほぐれ柔軟性を保つに役立つのですが、
その時に注意していきたいのが、
「膝を曲げた時に股関節(脚のつけ根)が痛くない」かどうか。
スタジオにはじめて来られたお客様には、
まず股関節の可動域や筋肉のハリ具合、歪みなどの
チェックをさせてもらうのですが、
「膝を曲げた時に股関節が痛い」方がいます。
(私の印象では3割ほど)
ご本人に痛みの自覚がなくても、
うまく動いていない場合は、
ひざを胸の方に近づけていくと、
外側にずれる(逃げる)ようになります。
痛みの自覚がある方は、
「つまりを感じる」「挟まった感じ」と
言った表現をされます。
この原因は、腸腰筋がうまく収縮していない
からだと私は考えています。
その状態で無理にひざを引き寄せようとすると
かえって負担がかかります。
さらに体に間違った動きの癖を覚えこませることにも。
もしもひざ抱えストレッチで股関節に痛みを感じたら、
筋肉を緩める(ほぐす)ことをお勧めします。
ほぐす部位は人によって違うのですが、
たいていは、お尻・ふともも・腰・足のつけ根。
(ほぐし方は最下部に。ご参考になるといいのですが。)
そこがほぐれるとスムーズに動く、
違和感なく膝をまっすぐ抱えられるようになります。
ただ膝抱えストレッチを行う際に
注意していただきたいのが、
ひざを無理に引き寄せすぎないこと。
股関節を曲げる動き(=屈曲)の角度は120度ほどですので、
ひざと胸の間に握りこぶし3つ分くらいになっていればOK。
無理にひざを胸につけようとしないでくださいね。
これからの時期は、ひざを抱えて3~5秒静止して
これを交互に10回繰り返すのをおススメします。
お尻が柔らかくなって〝ケツアツ(尻圧⁉)〟も下がります👅
★自分でできる簡単なほぐし方★
【お尻】
寝た状態で、お尻の上部外側にテニスボールでおいてグリグリ
【ふともも】
座って、両手の平でふとももの前と外の肉を揺らすようにさする
【腰】
横向きに寝て、両膝を曲げる。
上側の手のひらを脇腹にあて、
親指が当たる位置あたりをグリグリ
【あしのつけ根】
両膝を曲げて上向きに寝る。
親指で腰骨の内側・外側をグリグリ